横濱おすすめ夜景スポット
日本有数の夜景スポット“横浜”。横浜ランドマークタワーや横浜赤レンガ倉庫などみなとみらいの夜景をはじめ、山下・中華街エリア、山手まで幅広くおすすめの夜景スポット27ヶ所をご紹介します。
横浜駅周辺、みなとみらい21、新港エリア
横浜ランドマークタワー 69F展望フロア「スカイガーデン」
夜景イベント豊富。日本を代表する高層展望台
横浜ランドマークタワーの最上部にある位置し、展望スタイルは回廊式。横浜港を眼下に東京タワー、房総半島、富士山方面など、ぐるり360度の視界を確保する。天候に左右されるが、それでも晴天時なら世界に誇る抜群の「湾岸夜景」が楽しめると言える。神戸・六甲山などの山上からの大パノラマも楽しみ方と同じく、“何が見えるか”といった現実的な楽しみ方ではなく、光の大海原が広がる夢の世界に“ただ身を委ねること”が肝心と言えるだろう。
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住所 | 横浜市西区みなとみらい2-2-1-1(ランドマークタワー69F) |
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開館/閉館時間 | 10:00~21:00(最終入場:20:30)※毎週土曜日及び特別期間は22:00まで(最終入場:21:30) |
休館日 | 年中無休 |
臨港パーク
みなとみらい最大の緑地。横浜名所の数々も
みなとみらい21地区の海側最先端部に位置する公園。起伏の優しい芝生広場や清々とした水路も整備され、園内の居心地は抜群。さらに、どの場所からでも快適な夜景が鑑賞可能だ。鶴見つばさ橋、東京電力ツインタワー、横浜ベイブリッジの大型ライトアップや、赤レンガ倉庫や横浜港大さん橋国際客船ターミナルの明かり。船型デザインのホテルの外観も美しい。さらにぐるりと目を移すと、横浜ランドマークタワーも見える。居ながらに横浜名所が楽しめる贅沢。特に、園内左奥の太鼓橋上がベストポジションだろう。
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住所 | 横浜市西区みなとみらい1-1-1 |
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開館/閉館時間 | 終日開放 |
赤レンガパーク & 横浜赤レンガ倉庫
過去と未来が交錯する夢の世界
明治時代に建築。約90年の歴史を誇る赤レンガ倉庫を擁する公園。平成14年、倉庫の改装ともに新たなライトアップも施工された。夕刻から煉瓦色に浮かび上がる倉庫は美しく、倉庫前の階段スペースでは多くの人が自由にくつろぐ。1号線館と2号線館の間を抜けた海沿いのスペースからは、横浜港の涼しげな海夜景。振り返れば、熱気を感じるライトアップの全貌と、みなとみらいの明かりが交錯する。未来と過去が融合するコントラストは、横浜夜景の象徴と言えるだろう。光を活用したイベントも多く一年中見逃せない。
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住所 | 横浜市中区新港1-1-1 |
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開館/閉館時間 | 1号館:10:00~19:00/2号館:10:00~20:00(カフェ・レストランは一部22:00まで) |
休館日 | 年中無休 |
汽車道
貨物跡は海の中道の夜景スポット!
まさに“完成された夜景構図”と言えるだろう。帆船日本丸付近からナビオス横浜までを結ぶ遊歩道。もとは貨物が通っていた道だ。その随所から、横浜ランドーマークタワー、クイーンズスクエア、ホテル群、そしてよこはまコスモワールドの明かりが立ち並ぶ。流麗なスカイラインを抱くビル群と円形の観覧車の競演、水面へと乱反射する極彩色の明かり、小さな船舶の明かりも行き交う。遊歩道に立ち止まった一瞬、まるで一枚の美しい絵画作品のような光景に目を奪われるはずだ。ぜひ、遊歩道の随所でお好みの一枚を探して欲しい。
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住所 | 横浜市中区新港2丁目、西区みなとみらい2丁目 |
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開館/閉館時間 | 終日開放 |
よこはまコスモワールド
横浜を代表するアミューズメント夜景!
「ワンダーアミューズ・ゾーン」、「ブラーノストリート・ゾーン」、「キッズカーニバル・ゾーン」の3ゾーンによる都市型立体遊園地。中でも、「ワンダーアミューズ・ゾーン」には、時計型大観覧車「コスモクロック21」、世界初の水中突入型ジェットコースター「バニッシュ」があり、夜間にはライトアップされる。“海に浮かぶ未来都市”を思わせる夜景は、照明デザイナーの石井幹子氏によるもの。横浜を代表する「アミューズメント夜景」であり、みなとみらい全体の夜景を構成する要素としても貴重な存在である。
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住所 | 横浜市中区新港2-8-1 |
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開館/閉館時間 | 曜日・季節により異なります。詳しくは公式HPへ。 |
休館日 | 曜日・季節により異なります。詳しくは公式HPへ。 |
カップヌードルミュージアムパーク
思いが叶うという“女神の像”が見える公園
「よこはまコスモワールド」の海側に位置する公園。みなとみらいの他の公園に比べ比較的に新しく、こんもりとした芝生の丘や、海沿いに整備された歩道もあり、鑑賞環境も最高だ。見上げれば、横浜ランドマークタワー、観覧車、クイーンズスクエアのあるビル群やホテル群が立ち並ぶ。反対方向には、赤レンガ倉庫のライトアップ、ベイブリッジや横浜港のオレンジ色に輝く埠頭群も目に入る。特に、ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルの最上部中央に光る“女神の像”は、愛や思いが叶うと言われているものだ。
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住所 | 横浜市中区新港2 |
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開館/閉館時間 | 終日開放 |
横浜みなとみらい万葉倶楽部
開放感に溢れ、心身全てが癒される温泉空間
熱海・湯河原温泉による、和の情緒あふれる温泉空間。地上8階建ての内部には、大浴場、露天風呂、ひのき風呂、石風呂(婦人用のみ)等の多数のお風呂と、万葉庵などの飲食施設も充実。その立地ゆえ、大きな窓からは横浜夜景が存分に楽しめる。中でも「展望足湯庭園」は見事で、新たなにLED仕様になったコスモワールド大観覧車やベイブリッジ等の横浜夜景名所が存分に堪能できる。夜景は何を眺めるかだけでなく、眺める側の心身の状態にも左右されるが、オープンエア&温泉で満ち足りた心身により、横浜夜景もより深く、より味わい深く楽しめるに違いない。
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住所 | 横浜市中区新港2-7-1 |
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開館/閉館時間 | 24時間営業 |
休館日 | 年中無休 |
横浜ワールドポーターズ
迫りくる観覧車のインパクトに出合いたい人へ
JR桜木町駅を出て、汽車道を抜けた先に立地する商業施設。夜景と食事を楽しむなら5階がオススメで、いかにもヨコハマらしいハンバーガーを給する「LAST」等、観覧車やみなとみらいの夜景を堪能しながら舌鼓が可能。一方、オープンエアで存分に夜景を楽しみたい、写真をバッチリ撮りたい方は屋上階のルーフガーデンがいい。間近に迫る観覧車のインパクトは凄く、艶やかな色彩を浴びることで心身がエネルギッシュになる。元気を出したい、明日への活力は欲しい方には最高。 レストランは23時まで。屋上のルーフガーデンは22時まで。ルーフガーデンの横には横浜パーンゴルフ場があり、時期によっては夜景と共にパターゴルフが楽しめる。
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住所 | 横浜市中区新港2-2-1 |
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開館/閉館時間 | 10:30~21:00(ショッピング)※店舗により異なる 11:00~23:00(レストラン)※店舗により異なる |
休館日 | 不定休 |
万国橋
写真好きにはたまらない美景と言えばここ!
海岸通四・五丁目と新港一・二丁目の間の運河に架かるコンクリートアーチ橋で、1940年(昭和15年)に竣工。長さは50メートルと規模はないが、デザインが横浜らしいレトロ感を感じさせる。テレビドラマのロケ地としても活用されるほど、橋からの景観も見事で、横浜ランドマークタワーを中心としたみなとみらいの王道的な夜景が存分に堪能できる。とりわけ見事なのは、運河の水面に反射するみなとみらい群である。天空から海面までの立体感溢れる構図は、写真好きにはたまらない美夜景である。馬車道駅を降り、散策の通過点として外せない価値がある。
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住所 | 横浜市中区海岸通四・五丁目(北仲通地区)と新港一・二丁目(みなとみらい新港地区)の間の運河にかかる |
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山下、中華街エリア
神奈川県庁(キングの塔)
古き良きヨコハマを体感。威風堂々ライトアップ
横浜は建造ライトアップの宝庫。15年前の1988年に「ヨコハマ夜景演出事業推進協議会」により、様々な歴史的建造物が点灯した。こちらの建物はその象徴的存在。昭和3年に竣工され、“キング”とはその威風堂々たる容姿から名付けられた。昼間は堅いイメージの外観も、夜になれば暖色に輝き、一気に横浜の夜を彩る。みなとみらい線開通によりアクセスも至便。「横浜ライトアップ巡り」の拠点として、また、古き良きヨコハマの真髄を体感できるライトアップとして至極貴重である。
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住所 | 横浜市中区日本大通1 |
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開館/閉館時間 | 月曜~金曜日の午前8時30分~午後5時15分(祝日、休日及び12月29日~1月3日を除く) |
横浜税関(クイーンの塔)
横浜随一の女性的ライトアップ
建造物のライトアップを性別で語るとは、いささか妙な気がするが、希にその容姿により、はっきりとした性別が感じられる場合がある。横浜ライトアップの中でも横浜税関はクイーンの愛称で呼ばれ、まさに女性型ライトアップの象徴である。イスラム寺院のような曲線を生かし、まあるい先端が女性らしいイメージ゙。優雅、可憐、流麗、どんな言葉も似合ってしまう。近くでその美しいフォルムを楽しんでも良いが、赤レンガ倉庫付近から遠目に眺めてもいい。キング、ジャックと合わせて巡れば、さらにその女性らしさに気付くだろう。
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住所 | 横浜市中区海岸通1-1 |
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開館/閉館時間 | 資料展示室「クイーンのひろば」10:00~16:00 ※5~10月は17:00まで |
休館日 | 年末年始 |
横浜市開港記念会館(ジャックの塔)
時代を超えた美しさを誇るライトアップ
横浜の歴史的建造物・三大ライトアップ(キング、ジャック、クイーン)の中で最初に点灯(1987年)した。国の重要文化財で、時計の配された塔上部には、交差点を越えて光が投射されている。照明で浮かび上がる煉瓦色の建物を眺めているだけで、古き良きヨコハマの世界へとタイムトリップ。オレンジ色の色彩効果も秀逸で、しばらく眺めているだけで気分に高揚感を与えてくれるだろう。みなとみらい線の駅近くにあるため、横浜ライトアップ巡りの拠点としても良い。「日本夜景遺産」のひとつに選定。
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住所 | 横浜市中区本町1-6 |
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開館/閉館時間 | 9:00~22:00 |
休館日 | 第4月曜日(祝日、休日の時は翌日)、12月29日~ 1月3日 |
横浜港大さん橋国際客船ターミナル
美しい絵画的光景を擁する“横浜夜景”
1894年(明治27年)の完成以来、横浜港の要となった大さん橋ふ頭。2002年に再整備を完了し現在に至る。約430mの屋上には送迎デッキを擁する広場が24時間解放され、横浜ベイブリッジやつばさ橋、横浜港、みなとみらいといった“横浜夜景名所”を一望できる。観覧車、赤レンガ倉庫、オフィスビル群により形成される光景が見事なまでに絵画的。その景観の美しさもさることながら、桟橋の屋上を開放した展望施設としては非常に珍しく、「日本夜景遺産」にも選定されている。
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住所 | 横浜市中区海岸通1-1-4 |
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開館/閉館時間 | オープンデッキは終日開放 |
山下公園
港情緒溢れる横浜夜景の定番公園
昭和5年に開園。6つの大陸へ伸びる道をデザイン化したという「世界の広場」や大階段などが特徴的である。潮風も心地よく、横浜港の夜の情緒を豊かに感じさせる園内からは、イルミネーションが施された氷川丸、右手に山下埠頭、左手に横浜港大さん橋国際客船ターミナルが望める。お薦め鑑賞ポイントは、公園中央の円形スペース、またはレストハウスハッピーローソン山下公園店(夜間は閉鎖)やインド水塔付近。大さん橋の明かり、氷川丸のライトアップと水面に照り返す明かりが融合し美しい。後世に残すべき夜景として「日本夜景遺産」にも選定。
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住所 | 横浜市中区山下町279 |
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開館/閉館時間 | 終日開放 |
横浜関帝廟 & 牌楼
パワフル&荘厳な魅力溢れるライトアップ
横浜関帝廟は、1871年居留民により横浜市中区山下町140番地付近に日本で最初の小さな廟として建立された。その後、震災や戦争、火災等による全壊、消失を繰り返したが、先僑の関帝信仰の崇高な精神と偉業を引き継ぎ、現在の第四代廟が誕生。鮮やかな装飾美は、夜の訪れとともに荘厳に浮かび上がり、横浜夜景の象徴的存在として、見事にアピールしている。一方、風水の思想を元に、中華街には10基の牌楼が存在。朝陽門、延平門、朱雀門、玄武門が代表的だが、こちらの装飾美も鮮やかで、眺めるだけで力が漲ってくる。
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住所 | 横浜市中区山下町140番地 |
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開館/閉館時間 | 9:00~19:00 |
休館日 | 年中無休 |
横浜マリンタワー
横浜港の象徴。展望台からの夜景も絶品!
港の見える丘公園開園の前年、横浜港開港100周年記念行事の一環1961年に完成。高さ106m。平成元年、タワーならではのトラス構造を美しく演出するために照明を点灯開始した。2009年5月にリニューアル。タワーのトラス構造には新しいライトアップ。シルバーを貴重に赤、紫、青…と色彩が変化する。ほの暗い展望台からは、360度の夜景の絶景。横浜港大さん橋国際客船ターミナルや、山下公園、みなとみらい周辺はもちろん、本牧埠頭のオレンジ色のパノラマは必見。「日本夜景遺産」にも選定。
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住所 | 横浜市中区山下町15 |
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開館/閉館時間 | 10:00~22:30(最終入場 22:00) |
休館日 | 不定休 |
象の鼻パーク
視点を変えながら、横浜夜景をたっぷりと!
2009年、大さん橋と赤レンガパークの間、山下臨港プロムナード沿いに新たに生まれた完成。緩やかな斜面の「開港の丘」、屋上に展望スペースのある「象の鼻テラス」、湾曲した東波止場「象の鼻」のほか、「ピア象の鼻旅客船桟橋」等が整備。赤レンガ倉庫等、周辺の夜景が視点を変えながら楽しめる。夜間にはスクリーンパネルに明かりが灯る。時間帯によって色彩が変化する。日没?20:00は電球色、20:00?22:00は薄紫、22:00?日の出は青色。毎時00分?5分間は照明が変化する様が楽しめる。なお、みなとみらいへの眺望なら「象の鼻」の最先端もお薦め。
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住所 | 横浜市中区海岸通1丁目 |
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開館/閉館時間 | 終日開放 |
山手、本牧、根岸、磯子エリア
港の見える丘公園
横浜ベイブリッジ&本牧埠頭を一望!
昭和37年10月に風致公園として開園。開港当時は外国人居留地であった。大佛次郎記念館、ローズガーデンなどを擁し、スタイリッシュなデザインの展望台もある。眼前には「横浜ベイブリッジ」。右方向には「本牧埠頭」。左方向には「みなとみらい21地区」の明かりが広がる。定刻に青色に染まるベイブリッジも美しいが、深夜に訪れる本牧埠頭の明かりも必見。倉庫街を照らし出すナトリウム灯で空全体がオレンジ色に染まり、ヨコハマの港を象徴する色彩と風情を満喫できる。
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住所 | 横浜市中区山手町114 |
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開館/閉館時間 | 終日開放 |
横浜山手西洋館
時代を超えて感動を伝える洋館の光
横浜の個性的な景観を有する歴史的建造物等、各種都市施設をライトアップし、その夜景の魅力を市民、観光客にアピールする「ヨコハマ夜景演出事業」。山手界隈の洋館も同様にライトアップされ、古き良き横浜を色濃く伝えている。山手の歴史や洋館についての資料館「エリスマン邸」、旧園田邸の一部を移築した資料館「山手資料館」、明治時代の異人館風外観を持つレストラン「山手十番館」、赤い瓦と白亜の壁が特徴の西洋館「山手111番館」、昭和初期の外国人向けアパート「山手234番館」、J.H.モーガン設計のスパニッシュスタイル住宅「ベーリック・ホール」がその代表例と言える。
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住所 | 横浜市中区山手 |
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開館/閉館時間 | 各西洋館によって異なる |
根岸森林公園
おぼろげな住宅街と未来の光に酔う
昭和52年、競馬場の跡地に開園した広大な公園。もとは、外国人クラブの主催で日本初の洋式競馬が行われた場所であった。夜景を鑑賞する場合は、米軍施設方向の北側の円形広場へ向かいたい。眼下には山手周辺のおぼろげな住宅街の明かり、その向こう側に横浜ランドマークタワーが聳え立つ。明かりこそ艶やかではないが、未来を予感させる建造物と静かに佇む住宅街の対比は、横浜市中心部なでらではの特徴を示す景観として貴重。深夜に訪れる静寂とともに、心地良いリラックスも得られる。
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住所 | 横浜市中区根岸台 |
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開館/閉館時間 | 終日開放 |
三溪園
夜間ライトアップで蘇る風情溢れる世界
明治39年5月に開園。17.5万m2に及ぶ広大な庭園は、原三溪によって造られた。京都や鎌倉等から寺塔、殿舎、楼閣、茶室の古建築を収集し庭園に配した造形美は圧巻である。普段は夜景としての対象ではないが、年に数回夜間開園する。特に9月に開催される「観月会」では、歴史的建造物がライトアップされ、中秋の名月と共に美しい夜を満喫できる。特に、遠方に照らし出された三重の塔は美しい。視覚だけでなく、日本の伝統音楽も流れ、遠く時代を超えた風情に心が洗われるだろう。
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住所 | 横浜市中区本牧三之谷58-1? |
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開館/閉館時間 | 9:00~17:00(最終入園 16:30)
※「観月会」や「観桜会」などのライトアップイベント開催時は、最終入園20:30まで |
休館日 | 12/29~12/31 |
唐沢公園
横浜名所を静かに楽しむ穴場公園
山手中心部から少し離れた高台の公園。園内に入ると大きな広場があるが、北側の最先端部に小高い丘があり、横浜中心部への視界が開ける。眼下には住宅街の明かり、その向こう側には横浜ランドマークタワーを中心としたみなとみらいの光景、横浜ベイブリッジ、横浜マリンタワーなどの名所がずらり勢揃いする。決して艶やかな景観ではないものの、首都高速道路のネオンが左右を横切り景観にアクセントを加えている。夕暮れに染まる空といった背景色を感じる時間帯から訪れたい。夜景鑑賞に訪れる人も少ない穴場系公園としても貴重。
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住所 | 横浜市南区唐沢40-1 |
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開館/閉館時間 | 終日開放 |
金沢、港北、その他市内エリア
センター北シンボル広場
郊外の観覧車も横浜夜景の魅力
横浜市営地下鉄「センター北駅」前にある公園。それほど広くはないが、モザイクモールの観覧車を眺めるには絶好のロケーションだ。横浜の観覧車と言えば、よこはまコスモワールドのコスモクロック21が最も有名だが、こちらの観覧車も忘れてはならない存在だろう。規模は大きくないが、港北ニュータウンの鮮やかなランドーマークとしての魅力は十分である。観覧車は、“遊び”の象徴としてだけではない。“人々の生活を明るく支えるもの”としての価値を与えてくれる。ここに“横浜らしさ”を強く感じてしまう。
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住所 | 横浜市都筑区中川中央1丁目 |
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開館/閉館時間 | 終日開放 |
富岡総合公園
キラキラ輝く東京湾が魅力的!
古くは海沿いの景勝地。日本海軍の基地があり、戦後は米軍に撤収され、昭和46年に返還。現在の公園は、その一部を昭和50年から整備したもので、「北台展望台」と書かれた展望台もある。東京湾を正面に、周囲にはマンション群や住宅街が続く。横浜中心部へとググッと湾曲する地形ゆえ、左方向に横浜ランドマークタワー、みなとみらい、鶴見つばさ橋も見える。写真のような黄昏時もいいが、夜景の時間も最高だろう。日中それほど目立たない無機質な工場群が煌々と輝きを増し、夜の主役を獲得してしまうのだ。
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住所 | 横浜市金沢区富岡東2丁目9 |
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開館/閉館時間 | 終日開放 |
弘明寺公園展望台
懐かしいあの頃へ誘う、癒し夜景パノラマ
横浜市最古(約1200年前創建)の寺、弘明寺が近隣にある公園で、京浜急行線弘明寺駅を少し上がった小高い丘に位置する。園内最上部にはコンクリート製の展望台(地上2階建て)があり、南区周辺の丘陵地帯に張り付く住宅街、その向こう側に横浜ランドマークタワーが顔を覗かせる。周囲の木々が遮蔽するため、360度の景観とはいかないが、みなとみらい方面のパノラマは圧巻と言えるだろう。夕暮れからポツリポツリと灯る住宅街の明かり。どこか懐かしい感じのする夜景には、童心へと導くような癒しの効果が内包している。
Data
住所 | 横浜市南区弘明寺町244-5 |
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開館/閉館時間 | 終日開放 |
横浜・八景島シーパラダイス
揺らめく極彩色の効果。幸せを呼ぶ夜景
24万平方メートルの人工島に、アクアミュージアム、展望塔やジェットコースターなどが揃う「恋する遊び島」が愛称の遊園地。夜ともなれば、ジェットコースター等のアミューズメント施設がライトアップ。幻想的な夜間空間が創出される。特筆すべきは、海に囲まれていることにより、水面に乱反射した光が増幅する点だ。八景島内でももちろん楽しめるが、近隣の「海の公園」から揺らめく全景を楽しんでもいい。水辺の効果、艶やかな光の効果で、訪れる人々の距離感を縮める夜景と言えるだろう。
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住所 | 横浜市金沢区八景島2 |
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開館/閉館時間 | 時期・施設により異なります。詳しくは公式HPへ。 |
休館日 | 年中無休 |
野島公園
幻想的な“光の島”が見える展望台
安藤広重の描いた「野島夕照」で有名な公園。海抜57メートルの野島山があり、頂上部にはぐるりと眺望可能な展望台が設置されている。山頂部からは、「横浜・八景シーパラダイス」の夜景を存分に鑑賞できる。湾曲する海岸の向こう側にぽっかりと輝く島は、広い東京湾に浮かぶ“光の島”のようである。鮮やかにライトアップされた全体は、夕暮れに染まる空が湾内の水面に乱反射し、さらに幻想的に浮かび上がる。山頂までは徒歩で上らなくてはならないが、これだけの夜景が見えるとなれば、その労力は惜しむものでないだろう。
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住所 | 横浜市金沢区野島町24 |
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開館/閉館時間 | 終日開 |