2016年10月19日 掲載

みなとぶらりチケットでめぐる おすすめ横浜観光~開港の街を袴で一人旅

みなとぶらりチケットでめぐる おすすめ横浜観光~開港の街を袴で一人旅

2016年10月1日より、観光スポット周遊バス「あかいくつ」に加え、新たに行き先が一目でわかる3つのラッピングバス「ぶらり観光SAN路線」が色鮮やかに登場しました。グリーンの「ぶらり三溪園BUS」、ブルーの「ぶらり赤レンガBUS」、イエローの「ぶらり野毛山動物園BUS」。それぞれ横浜駅を出発して主要な観光スポットを巡りながら、三溪園、横浜赤レンガ倉庫、野毛山動物園へ運行します。横浜ベイエリア一日乗車券「みなとぶらりチケット」を使えば、エリア内のぶらり観光SAN路線、あかいくつ、市営地下鉄が1日乗り放題!チケットのデザインも10月からリニューアルし、適用エリアも三溪園まで拡大しました。そんなお得な「みなとぶらりチケット」を使って、今回は、横浜観光親善大使のシーベレール大使が袴姿で開港の街・横浜を巡ってきました。各スポットのシーベレール大使の一押しポイントもご紹介します。いざ、開港の街・横浜満喫の旅へ!

みなとぶらりチケットでめぐる おすすめ横浜観光~開港の街を袴で一人旅

まずは横浜ベイエリア一日乗車券「みなとぶらりチケット」を入手しましょう。料金は大人500円、小児250円。新幹線との乗換に便利な、市営地下鉄「新横浜駅」も乗り降り自由の「みなとぶらりチケット ワイド」は大人550円、小児280円。市営地下鉄駅(横浜・高島町・桜木町・関内・伊勢佐木長者町 ※みなとぶらりチケットワイドは新横浜でも発売)、桜木町駅観光案内所、市内主要ホテルなどで発売しています。約80の提携店舗で割引等のサービスも受けられるので、事前にチェックしてからお出かけするのがオススメです。

「みなとぶらりチケット」を手に入れたら、便利な時刻表とエリアマップが確認できるパンフレットも一緒にもらいましょう。それでは、いざ出発!シーベレール大使は、まず、横浜駅前から、毎週土休日に運行している「ぶらり三溪園BUS」に乗車。さわやかなグリーンの車体には、日本庭園「三溪園」の四季が描かれています。横浜駅から乗り換えなしの快適なバス旅です。

ルートマップ(路線&立ち寄りスポット)

area map

三溪園

「開港の街を袴で一人旅」、まず訪れたのが、時代をタイムスリップしたような錯覚に陥る「三溪園」。街の中心部にありながら、緑豊かな広大な日本庭園はまるで時が止まったかのよう。製糸、生糸貿易で財を成した実業家・原三溪が明治39年に開園した「三溪園」には、京都や鎌倉などから集められた歴史的建造物が自然豊かな園内にたくみに配置されています。梅や桜、ツツジ、紅葉などの名所として知られ、四季を通じて美しい庭園です。ここで、抹茶を一服!園内の「抹茶処 望塔亭」で、旧燈明寺三重塔を見上げた絵柄を型押しした、三溪園オリジナル餡入り落雁と本格的な抹茶がいただけます。

シーベレール大使の一押しポイント

四季折々の花々を眺めながらいただくお抹茶は最高!自然に身を委ねてリフレッシュできるのは三溪園ならでは。

山下公園・横浜中華街

再び「ぶらり三溪園BUS」に乗車し、約15分で山下公園前へ。開港の歴史を色濃く残すエリアです。海への眺望が美しい山下公園を散策し、世界最大級の中華街へ。開港当時、外国人との貿易の仲介役として日本へやってきた中国人たちが住み始めたエリアが現在の横浜中華街。600店を超える飲食店や土産物店などがひしめき合う活気溢れるエリアで、ランチをいただきます。あらゆるジャンルの中華料理が揃う中華街で、何を食べようか迷ってしまう方は、「みなとぶらりチケット」でお得に食べられる提携店舗から探してみてはいかがでしょう。

シーベレール大使の一押しポイント

良縁成就のご利益があると言われている媽祖廟で中国式のおみくじを体験してみては?

港の見える丘公園

お腹が満たされたら、観光スポット周遊バス「あかいくつ」で約10分、山手の港の見える丘公園へ。「あかいくつ」のレトロな車体が開港ロマンの旅を盛り上げてくれます。車内では簡単な観光スポットの紹介も。横浜港を見下ろす小高い丘にある港の見える丘公園は、映画やドラマなどの撮影スポットとしても知られていますが、市内有数のバラの名所としても有名です。春と秋の時期に訪れれば、2016年4月にリニューアルした「イングリッシュ・ローズ・ガーデン」で約150種類の香り豊かなバラが楽しめます。

シーベレール大使の一押しポイント

横浜愛に溢れた作家、大佛次郎の世界に触れる「大佛次郎記念館」など、文学に親しむことのできるエリアでもあります。

山手西洋館

港の見える丘公園まで来たら、ぜひ散策したいのが、開港当時外国人居留地として拓かれた山手エリア。総領領事館や貿易商の邸宅、外交官の家として建築された数々の西洋館が点在します。すべて入館無料なのも嬉しい!袴姿が絵になる絶好の撮影スポットです。散策に疲れたら、西洋館に併設されているカフェでくつろぐのはいかがでしょう。バラを使ったオリジナルティーが楽しめる「カフェ・ザ・ローズ」、高台からみなとみらいを臨む「ブラフガーデンカフェ」など、とっておきのひとときをお約束します。また、山手の老舗洋菓子店「えの木てい」では、有名なチェリーサンドもいただけます。

シーベレール大使の一押しポイント

エリスマン邸の1階にある「しょうゆきゃふぇ」の素材にこだわった生プリンは、是非お試しください!

元町ショッピングストリート

山手の丘を歩いて下ると賑やかな元町ショッピングストリートがあります。開港当時に山手外国人居住区と関内の業務地区を結ぶ通りであったため、今もなお文明開化の香りを残す異国情緒あふれる商店街です。日本で初めてのベーカリー「ウチキパン」や西洋家具店「ダニエル元町インテリアスタジオ」などは現在も営業しています。職人気質の老舗ブランドが立ち並ぶ元町ショッピングストリートは、まさに横浜の開港とともに誕生した歴史ある商店街として観光客にも地元の方たちにも愛されています。

シーベレール大使の一押しポイント

横浜の老舗ブランドがお得に手に入る、年2回の「横浜元町チャーミングセール」は必見!商店街の随所にワンちゃん専用水飲み場「ペットバー」があり、ペット同伴でショッピングが楽しめます。

横浜港大さん橋国際客船ターミナル

元町入口から、再び「あかいくつ」に乗車し、横浜港大さん橋国際客船ターミナルへ。横浜の開港以後、波止場「象の鼻」に発する現「大さん橋国際客船ターミナル」は、6度の建設・増改築を経て7代目になります。外国・国内の大型客船が寄港する客船ターミナルは、世界の玄関口に相応しい、横浜の名建築のひとつ。景観と環境にやさしい屋上のウッドフロアで潮風に吹かれながら、みなとみらいの高層ビル、山下公園、横浜マリンタワー、横浜ベイブリッジなど360度にわたり、横浜の美しい景色が楽しめます。

シーベレール大使の一押しポイント

日中は、潮風を感じながら行きかう船を眺めてくつろぎ、夜は圧倒的なみなとみらいの夜景を独り占め。どちらも楽しみたい絶景スポットです!

日本丸メモリアルパーク

客船ターミナルから、横浜の街並みに沈む美しい夕焼けを満喫した後は、再び「あかいくつ」に乗車し、桜木町駅前へ。桜木町駅からみなとみらい方面に歩くと、右手に見えてくるのが日本丸メモリアルパークです。昭和5年建造の美しい白い帆船が目印です。ここから、夜になると帆船日本丸と世界最大級の観覧車「コスモクロック21」のライトアップが見事です。

シーベレール大使の一押しポイント

子どもの頃に海洋教室に参加した、思い出深い日本丸。29枚全ての帆を広げる総帆展帆の時の優美な姿はまるで白鳥のよう!

横浜ランドマークタワー 展望フロア「スカイガーデン」

「開港の街を袴で一人旅」、最後に訪れたのが、横浜ランドマークタワー69階展望フロア「スカイガーデン」。眼下に広がる360度の大パノラマは、天気がいい日には、横浜だけでなく、東京タワーやスカイツリー、新宿新都心、富士山まで見渡せます。そしてもちろん、煌めくみなとみらい21の夜景と、船が行きかう港ならではの夜景も楽しみのひとつ。一日巡ってきた開港の街・横浜に思いを馳せながら、カクテルで乾杯!一日お疲れ様でした!

シーベレール大使の一押しポイント

生クリームをたっぷり使ったスカイカフェ限定のソフトクリーム。ランドマークタワーの高さ273mにちなんだ273mm!贅沢な味をご賞味ください。

動画「みなとぶらりチケットでめぐる おすすめ横浜観光~開港の街を袴で一人旅

~袴スタイルで楽しみたい方にオススメ!~
横浜きものステーション

シーベレール大使が実際に袴を借りたお店がこちら。開港の街・横浜にぴったりな、レトロモダン袴や着物など約50種類の中から、お好きなものを選べます。プロに着付けてもらったら、荷物を預けて、おでかけができるので、手軽にお楽しみいただけます。

場所 横浜市中区山下町1番地 シルクセンターM1F 英一番街134号
営業
時間
10:00~18:00(当日17:30までに返却)※水曜日定休
料金 きもの一式レンタル5,500円/袴レンタル9,000円~
(税込、当日17:30までに返却)