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加藤立展覧会「Ubik(ユービック)」

アート・芸術 屋内(雨天OK)

象の鼻テラス

加藤立展覧会「Ubik(ユービック)」

横浜・象の鼻テラスでは、2025年10月10日(金)から10月23日(木)まで、現代美術家・加藤立がキュレーションする展覧会「Ubik(ユービック)」を開催いたします。

本作品は、公共空間に、骨組みだけの展示室(スケルトンキューブ)を出現させ、知らずうちに立ち入らせる美術空間の拡張がコンセプトです。

普段あまり現代美術を観に行くことがない人々のところに、美術の方から出向いていくような感覚です。

Information-イベント情報-

開催日 2025年10月10日(金)〜10月23日(木)
詳細 ◆オープニングレセプション
日時:2025年10月10日(金)18:00~
費用:入場無料

◆アクセス
ZOU-NO-HANA TERRACE 象の鼻テラス 横浜市中区海岸通1丁目

◆アーティストステートメント
「Ubik」展を開催します。
「Ubik」展にかぎらず、多くの展覧会や作品というものは、誰かに依頼されてつくるものではありません。
それどころか、多くの展覧会や作品というものは、往々にして誰の役にもたちません。
そのことをうまく説明してくれる逸話があります。

1936年、物理学者のカール・アンダーソンとセス・ネッダーマイヤーによって、宇宙線の研究からミュー粒子(ミューオン)が発見されました。
当時の素粒子物理学では、電子、陽子、中性子が主な基本粒子であり、それらが、整理された物理世界をうまく説明してくれました。
ところが、ミュー粒子は、電子に似ているのに200倍も重い、説明のつかない、いわば、当時の素粒子物理の理論にとっては都合の悪い不必要な要素でした。
その発見を聞いた、アメリカの物理学者であるイジドール・ラービはおもわず言いました。
「いったい誰がこんなもの注文したんだ?」

「Ubik」というワードは、フィリップ・K・ディックの同名小説からとりました。
「Ubik」とは何なのか?ということは小説の中では明らかにされていません。
あるところでは「Ubik」は車であるとか、最高のビールであるとか書かれています。
まったくわけがわかりません。わけのわからない事柄は、わけのわからない事柄の専門家に尋ねるべきで、一説によるとアーティストは、そのようなわけのわからない事柄の専門家と目されている。彼らは長年、わけのわからない事柄に取り組みつつも、本人たちも実際のところまったくわけがわかっていない。
時間 10:00~18:00 ※開館時間に準じます
場所 ZOU-NO-HANA TERRACE 象の鼻テラスGoogle map
エリア みなとみらい21
料金 無料
お問合せ 象の鼻テラス
電話番号 045-661-0602
E-mail
受付時間 10:00~18:00
URL
※詳細は主催者のホームページ等でご確認ください。

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