横浜ベイホテル東急×東急電鉄のコラボ宿泊プラン! みなとみらいの景色を眺めながら運転体験

横浜ベイホテル東急

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横浜ベイホテル東急「トレインシミュレーター体験付き宿泊プラン」
横浜ベイホテル東急「トレインシミュレーター体験付き宿泊プラン」

横浜・みなとみらいのラグジュアリーホテルのひとつ、横浜ベイホテル東急が2021年4月1日(木)から11月30日(火)まで、東急電鉄とのコラボ企画として、1日1室限定トレインシミュレータールーム宿泊プラン「みんなで運転士」を販売しています。
8月31日(火)まで開催予定でしたが、好評につき延長決定!

汽車道や桜木町駅方面が見渡せる客室の窓際に、実際に使用されていた東急電鉄8090系の「マスコンハンドル」と大型モニターが設置されています。シミュレーター体験では、東急電鉄の東横線、大井町線、田園都市線のコースを選んで運転体験をすることができます。

また、客室内には東急東横線の懐かしい写真パネルや模型が展示されていたり、客室で楽しめる特別ディナーコース、朝食は横浜ベイホテル東急で人気の2階「カフェ トスカ」の朝食ブッフェがセットになっているので、チェックインからチェックアウトまで、運転体験を満喫できます!

#横浜ベイホテル東急
#トレインシミュレータールーム宿泊プラン
#みんなで運転士

? ポイント① 東急電鉄とコラボした客室

客室に入ると、真っ先に窓際のシミュレーターが目に飛び込んできます。まずはそのままシミュレーターの方にまっしぐら!

トレインシミュレータールームの内観
トレインシミュレータールームの内観

常設のテレビよりも大きい薄型モニターの手前にスピーカーが2台、マスコンハンドル(マスターコントローラーハンドル)、その左側には継電連動制御装置が設置されています。

窓際に設置されたシミュレーター。窓の外にはみなとみらいの風景。
窓際に設置されたシミュレーター。窓の外にはみなとみらいの風景。

このマスコンハンドルは、東急 8090系で実際に使用されていた「T型ワンハンドルマスコン」です。このT型ワンハンドルマスコンは、東急 8090系が運行を開始した1980年当時、量産型電車として日本初採用されたものだったそうです(当時は左手レバーがマスコン、右手レバーがブレーキのツーハンドルタイプが主流でした)。

T型ワンハンドルマスコンは、真ん中がニュートラル、奥がブレーキ、手前がアクセルです。本物のマスコンハンドルなので、おもちゃと違って重量感があります!(未就学児や小学校低学年の子には重いかも知れません)

マスコンハンドル(T型ワンハンドルマスコン)
マスコンハンドル(T型ワンハンドルマスコン)

シミュレーターの左側には、これも東急池上線「五反田駅」で実際に使用されていた「継電連動制御装置」(現在も同じ形式のものを使用している駅もあるそうです)と、切符に日付を印字する「ダッチングマシン」が設置されています。

スイッチを押したり、つまみを回したりすることもできるので、運転しながら駅長気分も楽しむことができます。

継電連動制御装置とダッチングマシン
継電連動制御装置とダッチングマシン

シミュレーターのほかにも、客室にはこだわりの内装や展示が施されています。

シミュレーターの右側のショーウィンドウの中には、「東急電鉄営業開始記念の1日乗車券セット」や“青ガエル”の愛称で知られる「東急 旧5000系」の模型などが展示されています。

東急電鉄営業開始記念の1日乗車券セットなど
東急電鉄営業開始記念の1日乗車券セットなど

ベッドの上には東急電鉄の歴史を感じることができる写真パネルや「横浜・桜木町 方面」と書かれた1番線ホームのプレートが展示されています。

「なんで元町・中華街じゃなくて桜木町なんだ?」と思った方は、みなとみらい線が開通した2004年以前の横浜をご存じない方かも知れません。みなとみらい線開通前までは、桜木町駅が東急東横線の終着駅だったのです。

客室のどこかに「東急東横線 桜木町駅」が営業を終了するときの写真パネルが隠れていますので、宿泊して是非チェックしてみてください♪

ベッドの上にも東急電鉄の歴史を感じることができる写真パネルなどが展示
ベッドの上にも東急電鉄の歴史を感じることができる写真パネルなどが展示

ベッドの前、テレビの右側の壁にも東急電鉄のエンブレムや「東急東横線 桜木町駅」の名残を残すパネルや、みなとみらい線の運行開始以降の1番線ホームの看板が展示されています。

ベッドの前にも「桜木町」駅行きの懐かしいパネルが展示
ベッドの前にも「桜木町」駅行きの懐かしいパネルが展示

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? ポイント② チェックインからチェックアウトまで運転し放題!

2つめのポイントといいつつ、このプラン一番の魅力といえるのは、シミュレーターでしょう! シミュレーターは東急電鉄の東横線、大井町線、田園都市線の中から、それぞれ3段階の難易度に区分されたコースを選択して体験することができます。

例えば、東横線の「自由が丘~武蔵小杉」「菊名~横浜駅」などのコースがあります。難易度は3段階!

シミュレーターのモニターに映し出される映像は実際に東急線の運転席で撮影されたものなので、リアル! さらにモニターの下のスピーカーからも運転席や車掌さんの音声など、リアルな“音”も流れるので没入感が味わえます。

みなとみらいの景色を眺めながら運転
みなとみらいの景色を眺めながら運転

モニターの右側には上から、
・運行時間(実際の運行ダイヤ)
・停車駅までの残り時間
・次の停車駅
・現在の速度(○の中の数字は制限速度)
・停車位置までの距離
・マスコンハンドルの位置(Pがアクセル、Nがニュートラル、Bがブレーキ)
が表示されます。これらの表示と、モニター真ん中下の「速度計」を見ながら運転をします。

走行区間によって制限速度が変化するため、モニターの右や下など、実際の運転士のようにいろいろなところをチェックする必要があります。本格的な運転体験をすることができる反面、子どもには難しいかも知れないので、お子さんと宿泊の際は是非、共同作業で楽しんでください!

1コース終了すると、運転技術を評価する得点も表示されます。目指せ100点満点!

ちなみに、難易度3は坂道やトンネルなどを考慮して速度を調整する必要があるため、難しい!! 筆者はオーバーランしてしまいました…。

本物のマスコンハンドルとリアルなモニター
本物のマスコンハンドルとリアルなモニター

? ポイント③ 宿泊記念乗車券に印字ができる!

マスコンハンドルの隣、継電連動制御装置の右に乗っているのは「ダッチングマシン」(日付印字器)という切符に日付を印字する機械です。

1970年代に自動券売機が導入されるようになってからは、出番が減っていった機械なので、何の機会なのか分からない人も多いかも知れませんね。

ホテルチェックイン時にもらえる「宿泊記念乗車券」をダッチングマシンの間にすっと通すと、日付が印字されます!
※厚手の切符(硬券)用なので、現在の薄手の切符(軟券)だとうまく印字されません。

切符に日付を印字するダッチングマシン
切符に日付を印字するダッチングマシン

チェックイン時にもらえる「記念乗車券」に実際に印字可能!
チェックイン時にもらえる「記念乗車券」に実際に印字可能!

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ポイント④ みなとみらいの景色も食事もセット

客室の窓の外には、よこはまコスモワールドや汽車道、桜木町などの景色が広がります。日没後はきらめく夜景も楽しめます。

また、このプランは1泊2食付き。夕食はコロナ禍で需要も高いインルームダイニング(ルームサービス)でスペシャルディナーコース、朝食は2階のオールデイダイニング「カフェ トスカ」でのブッフェで楽しめます。夜景を眺めながらのゆったりディナー!

さらに、5歳~小学6年生の子どもと一緒に土曜日に宿泊すると、翌日(日曜日)の11:30~12:30に東急東横線 横浜駅で「駅長体験」をすることができます! 思い出作りにもなり、横浜駅で注目を浴びること間違いなし!
(駅長体験は一部除外日があり。土曜日宿泊かつ希望の場合は1週間前までに申請が必要) ※9月1日(水)~11月30日(火)には実施しません。

客室から望むみなとみらいの景色(日中)
客室から望むみなとみらいの景色(日中)
客室から望むみなとみらいの景色(夜景)
客室から望むみなとみらいの景色(夜景)

インルームダイニングの特別ディナーコースの一部をご紹介します!

前菜は子どものテンションも上がる「鶏胸肉とブロッコリーのプレッセ 東急 旧5000系のジオラマ仕立て」。食べるのがもったいない!! 線路の模様に描かれたソースをつけていただきます。

続いて、透明のフィルムを開いていただく「軽く煮込んだ魚介類のフィルム包み」。

鶏胸肉とブロッコリーのプレッセ 東急 旧5000系のジオラマ仕立て
鶏胸肉とブロッコリーのプレッセ 東急 旧5000系のジオラマ仕立て
軽く煮込んだ魚介類のフィルム包み
軽く煮込んだ魚介類のフィルム包み

メインはミディアムレアに焼かれた「網焼きにした牛フィレ肉 温野菜添え」。牛フィレ肉はお肉感を感じながらも歯切れのよいお肉好きも満足な一皿です。

このほかに、「パティシエ セレクトデセール」、「メゾンカイザーのパン、バター」、コーヒーまたは紅茶」がセットになったコース料理。

また、追加料金で「キッズプレート」もオーダーできます! こちらはハンバーグ、オムレツ、ハンバーガー、エビフライなど、子どもに人気の料理がセットになったメニューです。

網焼きにした牛フィレ肉 温野菜添え
網焼きにした牛フィレ肉 温野菜添え
子どもが好きなものばかり並べた「キッズプレート」
子どもが好きなものばかり並べた「キッズプレート」

翌日の朝食は、2階のオールデイダイニング「カフェ トスカ」でブッフェ! ライブキッチンでは、作り立てのオムライスがあるほか、地産地消のサラダ、肉や魚、ホテルメイドパンなど、朝からトスカの美味しい料理を堪能することができます。

オールデイダイニング「カフェ トスカ」
オールデイダイニング「カフェ トスカ」
ブッフェの朝食メニュー
ブッフェの朝食メニュー

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まとめ

いかがでしたか? “コンセプトルーム”もさまざまなコラボ企画がありますが、客室でトレインシミュレーターが楽しめるというプランはなかなかありません。

本プランの予約受付は電話のみ

また、本プランは好評につき、期間を延長して予約を受け付けています! 基本的には1か月後の予約を順次受け付ける形なので、例えば12月分の予約受付は11月20日スタートになります。

1日1室限定のプランなので、金・土曜日は予約が取りづらいかも知れませんが、幼稚園や小学校がある平日は予約が取りやすいかも知れません。

東急線のファンや電車好きのお子さんがいるファミリー層はもちろん、一風変わった宿泊プランを体験したい方にオススメです。

東急線キャラクター「のるるん」のぬいぐるみが枕元に
東急線キャラクター「のるるん」のぬいぐるみが枕元に

「横浜観光情報」Youtubeチャンネル

◆トレインシミュレータールーム宿泊プラン「みんなで運転士」概要

【開催日】
 2021年4月1日(木)~2022年3月31日(木)
 ※15:00チェックイン/翌11:00チェックアウト
 8月31日(火)11月30日(火)まで開催予定でしたが、好評につき再延長決定!
【場 所】
 横浜ベイホテル東急 
【料 金】
 大人2名利用時 1室38,500円~
 大人2名、未就学児1名利用時 41,500円~(添い寝)
 大人2名、小学生1名利用時 46,500円~(エキストラベッド1台利用)
 ※サービス料10%、消費税10%込み
 ※エグゼクティブ ツイン パークビュー(39.6㎡)
【料金に含まれるもの】
 ・電車シミュレーター体験
 ・インルームダイニング(ルームサービス) スペシャルディナーコース
 ・オールデイダイニング「カフェ トスカ」での朝食ブッフェ

<予約・お問合せ>横浜ベイホテル東急 宿泊予約 TEL:045-682-2222(9:00~20:00)

横浜ベイホテル東急(手前)の外観
横浜ベイホテル東急(手前)の外観

ノンプロライター。趣味は野球と写真撮影。自前のカメラ機材を駆使して横浜市内の観光スポットに出没します。お気に入りのフォトスポットは、昼は富士山、夜は美しい夜景が望める横浜ランドマークタワー 69階展望フロア「スカイガーデン」や、春の桜や秋の紅葉など、四季が美しい日本庭園「三溪園」など。

横浜発祥の牛鍋やナポリタン、ビールはもちろん、甘いもの好き。

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