横浜のスポーツチーム特集
アメリカ、日本をはじめ、世界中でプレーされている球技。9人ずつの2チームが攻守を交代して得点を競います。
横浜と野球の関係は古く、1896年(明治29年)には現在の横浜スタジアムのある場所で、旧制第一高等学校と横浜在住米国人チームによる国際野球試合を行ったという記録が残っています。1回戦目は29対4、2回戦目は32対9と、いずれも旧制第一高等学校が大勝したそうです。
さらに1934年には、横浜スタジアムでメジャーリーグの伝説的な選手ベーブ・ルースがアメリカ・大リーグ・オールスターチームの一員として来日。全日本チームと試合を行っています。
横浜市内には高校野球の強豪校も多く、“平成の怪物”として話題になった松坂大輔さんを擁した横浜高校は、1998年の甲子園で春夏連覇を果たしました。
ここに注目! スポーツが楽しくなる
観戦ガイド
POINT1
野球を観戦するときは、少し早めにスタジアムへ!試合に向けて調整をする選手たちの姿を見ることができます。またプロ野球ならではの華やかなスタメン発表や、著名人が登場することもある始球式も注目です。
POINT2
昭和の頃のプロ野球観戦といえば、おじさんがビール片手にヤジを飛ばす…といったイメージでした。しかし、そんな印象も今は昔。現在のスタジアムは老若男女問わず、誰もがグルメも雰囲気も楽しめるボールパークとなっています。
POINT3
野球といえば、やはりホームラン!打者がまるでピンポン球のように硬式のボールを飛ばす迫力は圧巻です。細かいルールなど知らなくても、パワフルなホームランには脱帽すること間違いなし。
POINT4
たったひとつのプレーで展開や状況が変化していくのも、野球の見どころ。1本のホームランや一流選手がここぞとばかりに見せる守備でのファインプレーに、あっという間の盗塁…、一瞬も目が離せません!
※チーム・選手・ユニフォーム・背番号は2023年3月現在の情報です。
日本プロ野球・セントラルリーグ所属のプロ野球チームで、1950年に大洋ホエールズとして誕生。1978年から通称“ハマスタ”と呼ばれる横浜スタジアムを本拠地として活動し、2012年より現在の球団名となりました。
これまで日本一、リーグ優勝はともに2回。1980年代には、俊足を武器に塁上を所狭しと走り抜いた高木豊さん、加藤博一さん、屋鋪要さんのスーパーカートリオが話題に。また、1990年代に圧倒的な打撃力で日本一を勝ち取ったマシンガン打線と、フォークボールを武器にメジャーリーグでも活躍した“大魔神”こと佐々木主浩さんは、いまや横浜の伝説となっています。
マスコットは「DB.スターマン」。「ファンとチームをつなぐ」、そして「これまでのハマ魂とこれからの時代をつなぐ」という“継承”の象徴の想いを託され、2012年からベイスターズの一員に加わりました。また、横浜DeNAベイスターズオフィシャルパフォーマンスチーム「diana(ディアーナ)」も、スタジアムを盛り上げてくれます。