新潟まつり

渡部結郁子(第17代横浜観光親善大使)2019年10月25日

皆様、こんにちは!
私は8月9〜11日に行なわれた『新潟まつり』に参加するため、新潟市に行ってまいりました。

8月9日
新幹線で新潟へ。
到着後すぐに開港五都市のミス・親善大使の皆様と合流し、中原八一新潟市長を表敬訪問しました。
中原市長はとても優しく気さくな方で、ラグビーワールドカップの紹介を含めた私の横浜観光のPRに熱心に耳を傾けて下さいました。ラグビー日本代表の稲垣啓太選手が新潟市出身であることなど、話に花が咲きました。
その後、新潟の新聞社やテレビ局などの取材も受け、そちらでも横浜のPRをさせていただきました。

そして、初日の夜は『新潟まつり』の最初のイベントである『大民謡流し』に参加しました。
『大民謡流し』は日本最大級の民謡流しで、1万人を超える浴衣姿の踊り手が新潟市のメイン通りで「新潟甚句」や「佐渡おけさ」を踊る圧巻の行事です。

民謡流しの前に、にいがた観光親善大使の方々から「新潟甚句」の踊りを教えていただき、何とか一通り踊れるようになったところで盆踊りに参加しました。

会場は「新潟甚句」を奏でる樽砧の軽やかな響き、笙、三味線の美しい音色、歌い手の張りのある歌声、踊り手の「ありゃさ、ありゃさ」という間之手と皆様の熱気に包まれ、迫力と心地よさが相まった不思議な空間になっていました。
その中を拙いながらも一緒に踊り、『大民謡流し』の中の一人として一体感を味わうことができ、「今年で一番熱い夏」のひとときを過ごすことが出来ました。

その後、京都の祇園、東京の新橋と並び称される花街、新潟の文化の代表のひとつである古町芸妓の皆様の芸を見せていただきました。200年の伝統を誇る古町芸妓の踊りはもちろんのこと、立ち居振る舞いもとても美しく感動しました。

またお座敷遊びも教えていただき、日頃味わえない日本文化に触れることができました。

おもてなし文化を大切にしている新潟市では、私が体験したのと同じような古町芸妓さんの踊りを見たり、お座敷遊びの体験が出来るお手頃なツアーがありますので、ご興味を持たれた方はこちらのサイトをご覧ください。
https://www.nvcb.or.jp/tokushu/hanamachi.htm


8月10日

2日目は朝から「キラキラパレード」に参加しました。

パレードはブラスバンドの迫力ある演奏や、見応えのある元気いっぱいのバトン、鼓笛隊、ダンスや仮装行列、新潟万代太鼓、新潟古町芸妓による華やかな山車など見応えのある編成になっています。

私はオープンカーに乗ってパレードに参加しました。

暑い中ではありましたが、沿道の方々との距離が近く新潟の皆様からたくさんお声を掛けていただき、とても楽しいひとときを過ごせました。
また、雄大な信濃川の風景も味わえた最高のパレードでした!

余談ですが、何とこのときに乗ったオープンカーが「ザよこはまパレード」で乗ったものと同一でした!!
親善大使に就任して横浜の皆様に初めてお会いしたときの思い出深い車にもう一度乗ることが出来て、とても感動しました!

パレード終了後は酒造や味噌蔵を見学させていただき、伝統と「うまさぎっしり」な新潟の魅力にも触れられました!

「おもてなし文化」という言葉で表現される新潟市。
お会いする皆様がとても優しく、そして新潟を楽しんで欲しいという気持ちに溢れていました。
またお祭りでは新潟のみんなで盛り上がろうという熱い想いが伝わってきました。
居心地の良さとまた来たいと思わせる新潟の皆様のおもてなしの心を見習い、これからも横浜のPRに努めていこうと改めて思った新潟訪問でした。

新潟の皆さま、ありがとうございました!

『新潟まつり』は住吉祭、商工祭、川開き、開港記念祭という歴史ある4つの祭りが1つとなり、昭和30年(1955年)に第一回が開催された大きなお祭りです。
毎年8月上旬の金、土、日曜日に行われます。

皆様も一度訪れてはいかがでしょうか?

公式サイトURL:http://niigata-matsuri.com/