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企画展「報道ステーション 伝えるチカラ」 震災から11年~現代を映す美術的アプローチ

※こちらのイベントは終了しております。

企画展「報道ステーション 伝えるチカラ」 震災から11年~現代を映す美術的アプローチ

放送ライブラリーでは、2022年2月25日(金)から4月10日(日)まで、企画展「『報道ステーション 伝えるチカラ』 震災から11年~現代を映す美術的アプローチ」を開催します。

ニュース番組の新時代を切り開いてきたテレビ朝日の『報道ステーション』では、“事実を分かりやすく伝える”ために、さまざまな工夫を続けています。東日本大震災から10年目であった昨年3月12日の放送では、この一日の放送のために、番組と美術・CGチームが創意・工夫を重ね、原発内部の大型模型を制作し、そのスケール感、災害の重大さを伝えました。

同企画展では、東日本大震災発生から11年を迎えるにあたり、『報道ステーション』が持つ報道番組の使命と向き合い、美術・CGチームが行ってきた、震災報道へのアプローチや大胆な取り組みなどを紹介します。また『報道ステーション』と言えば、すぐに思い浮かぶ豪華なスタジオセットについても詳しく紹介します。現在のセットは4代目にあたります。『報道ステーション』のセットは“伝える場所”として、番組における独自のブランド力に貢献しています。

『報道ステーション』の4代目のスタジオセットと原発内部の大型模型は、本年度、第48回の伊藤熹朔賞の本賞を受賞しました。この賞は、毎年、最も優れたテレビ美術が成された番組に与えられるものであり、「木と和紙を使ったスタジオセットは、報道番組に相応しい重厚感のある落ち着いた空間を構築している」「原子炉のセットは、今までにないアプローチを実現している。一日の番組のためにここまでやるのかと思った」など、ビジュアルにより情報が分かりやすく伝わり、『報道ステーション』という番組の使命に美術が見事に応えていることが評価されました。

Information-イベント情報-

開催日 2022年2月25日(金)~4月10日(日)
※休館日:月曜日(祝日の場合は翌日休)
詳細 【展示内容】
■プロローグ
 番組MC・大越健介氏による同企画展に寄せた挨拶映像でお出迎えします。

■震災の伝え方 <1>
『報道ステーション』では、時にはVR(仮想現実)CGで詳細に、時にはリアル模型を使用してダイナミックに再現することで、原発事故の難しさや重大性をリアルに伝えてきました。会場では、昨年3月12日の放送のために、番組と美術・CGチームが創意・工夫を重ね制作した、原発内部の大型模型を映像やAR(拡張現実)での再現で伝えます。

◇原子炉模型セットの説明
 図面、制作過程や実際のセット写真、実物セットの1/150模型の展示
◇パネルと映像により原発事故映像を解説(映像=2018、21年原発事故特番より)
◇原子炉内部AR再現
 AR合成により、来場者に原子炉内部の様子を体感してもらいます。
◇原発事故CGのメイキング映像紹介

■震災の伝え方 <2>
「●REC from 311~復興の現在地」(東日本大震災からの11年間の変化をまとめた特集ウェブサイト)を映像とパネルで紹介します。テレビ朝日報道局では、東日本大震災直後からカメラマンが中心となり、東日本大震災以降の被災地の風景の変化を、同じ場所、同じアングルから撮影する「定点撮影」に取り組み続けています。「●REC from 311~復興の現在地」は、100箇所以上の「定点撮影」映像により、震災から11年間の時間の流れや復興の様子が伝わる貴重な記録サイトです。

■伝える場所~スタジオセット
『報道ステーション』と言えば、すぐに思い浮かぶのは番組独自のスタジオセットです。現在のセットは4代目にあたります。細部にこだわり、作りこんだ現セットの全容を紹介します。

◇スタジオセットの模型、図面、イメージ図、写真パネル展示
 「伝える空間」としてデザイナーが腐心したこだわりやデザインのポイントなどを紹介
◇スタジオセットの一部を実物モデルで再現! 小道具込みで写真撮影を楽しめます。
◇歴代セットに登場したオーダーメイドの椅子も会場に登場!

■OPCGができるまで
毎回趣向を凝らした『報道ステーション』の独創的なOPCG。現在放送中のOPは映像作家・岡 大夢(おか・ひろむ)氏が制作。“リソグラフ”という特殊な印刷技法を用い、震災復興支援製品の用紙を使用するなど、作者が随所に込めたこだわりも見所です。

◇作品のコンセプト・ストーリー紹介、リソグラフ解説、原画のパネル展示
◇OPCGのメイキング映像紹介

■報道ステーションを彩る歴代グラフィック
OPCGと共に、番組のブランディングを明確にするロゴとグラフィックにもデザイナーのこだわりが凝縮されています。重要な情報をいかに見やすく、それでいて『報道ステーション』らしさを失うことなく伝えられるか? 計算されつくした色や画面構成を紹介します。

◇番組のブランディングを決定づけるロゴ、グラフィック・画面構成などの解説
◇歴代『報道ステーション』のポスターとセットを並列展示。セットとグラフィックの融合による、ブランディングの変遷を紹介

■選挙、スポーツ
選挙からスポーツまで、さまざまな情報をわかりやすく楽しく伝えるために、美術・CGチームが工夫を凝らした見せ方を紹介します。

◇2019年の参議院議員選挙の速報を伝えた『選挙ステーション』で注目を集めた政治家の3DCGキャラを使った出口予想の映像を紹介。
◇昨年、大活躍したエンゼルスの大谷翔平選手の活躍を伝えるために制作したMLB選手の人形模型と最後まで目が離せなかったホームラン王争いを伝えた山のオブジェを展示。それぞれの制作過程も映像で紹介します。
時間 10:00~17:00
場所 放送ライブラリー 展示フロアGoogle map
エリア 関内・馬車道・伊勢佐木町
料金 入場無料
お問合せ 放送ライブラリー((公財)放送番組センター)
電話番号 045-222-2828
受付時間 10:00~17:00
URL
※詳細は主催者のホームページ等でご確認ください。

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