?中東料理のエッセンスを加えた今までになかったイタリアン

アメリカやヨーロッパなど海外で流行している「中東料理」。しかし、日本での知名度はまだまだ低いのが実情です。

そんな中東料理を日本人に馴染み深いイタリアンと融合させることで、今までに食べたことがないような「食を通した心震える体験」を届けたいというシェフの思いから、新ジャンル「中東イタリアン」が誕生しました。

一品目は、店名にもなっている「シグニチャータブレ ヨーグルトソース」。ブルグル、キヌア、パセリと季節の野菜や果物をあえたスプーンで食べられる中東のサラダです。

上に添えられている水切りヨーグルトと混ぜて食べるとさっぱりと味わうことができ、具材の様々な風味が楽しめました。キヌアのプチプチとした食感が楽しい新感覚のサラダです。

続いて、「熟成ジャガイモのポテトサラダ ムール貝とグリーンアリッサ」。2年熟成させたというメイクイーンは甘味が凝縮してねっとり濃厚な味わい。ハーブの香り高さとグリーンアリッサソースのスパイシーな味わいがアクセントになっています。

提供された途端に、香ばしいおいしそうな香りが広がったのは「カリフラワーのロースト 江戸前ハーブとくるみ　ピーナッツバター＆スパイスソース」。

まるごとローストされたカリフラワーに、ピーナッツバターのコク深いカレーソースがかかった食べ応えのある一品。野菜ながらも、満足感がある味わいに驚きました！

パスタは「バジルとフレッシュケールのジェノベーゼ　キタッラ」。キタッラとは、断面が正方形で弾力ある食感が特徴のパスタ。

そのパスタがケールとバジルのソースとよく絡み、香り高いフレッシュな味わいでした。さらにタブレ特製のデュカが食感と味のアクセントになり、いろいろな味わいを楽しめる一品でした。

※デュカとは、エジプト料理で使われるナッツとスパイスを合わせた調味料のこと。

?ミシュラン掲載店舗を運営する2人のオーナーシェフがタッグを組む！

タブレはミシュラン掲載店舗を複数店運営する2人のオーナーシェフが今までにない新しいジャンルを提供したい、との思いでタッグを組みました。

1人目は、イタリアン「La Brianza(ラ ブリアンツァ)」をはじめとするミシュラン掲載店舗を複数店運営するオーナーシェフ奥野義幸氏。
2人目は、NYミシュラン12年連続三ッ星を獲得したモダンフレンチ「Jean-Georges」にて日本人初の副料理長を務め、現在は都内で紹介制レストラン「No Code」のオーナーシェフ米澤文雄氏。

それぞれの得意分野を掛け合わせ、新たな食体験を提供。今後も新しいメニューをどんどん増やしていきたい、とのことでしたので、今後の新作に期待です。

?「食で未来を創る」オンラインサロン「Closetable」から誕生したお店

タブレ(Tabulé)を運営する株式会社Closetableは、社名と同じClosetableというオンラインサロンがきっかけで2023年7月に創業。

オンラインサロンはまだコロナ禍であった2021年11月にスタートし、オンラインで出た様々なアイデアをオフラインで実現したいという思いから、「トラットリア　タブレ」が誕生しました。

料理人や生産者に限らず、マーケッターや美容師など様々な構成メンバーが起こす今後のアクションにも期待です！

レストランのある「LIVING TOWNみなとみらい」は中央に芝生広場ができる予定。完成したらマルシェ等も実施したい、と話していました。

?まとめ

「中東イタリアン」という新しい料理ジャンル。スパイスがアクセントとなり、クセになる味わいのお料理ばかりでした！　

ランチメニューではパスタセット等を楽しめ、夜も気軽に楽しめるカジュアルダイニングとのこと。今までになかった新しい食の体験をぜひ楽しんでみてください！

概要

■店名
Trattoria Tabulé (トラットリア タブレ)

■席数
全66席　屋内50席　テラス16席

■営業時間
・ランチ　12:00-15:00 Close(14:00 LO)
・ディナー17:30-22:30 Close(21:00 Food LO／21:30 Drink LO)

■定休日
水曜日

＜お問合せ＞
Trattoria Tabulé 　TEL:045-307-6333

URL

【Instagram】Trattoria Tabulé