会期 | 2017年8月4日(金)〜11月5日(日) 開場日数:88日間 |
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休場日 | 第2・4木曜日(8/10、8/24、9/14、9/28、10/12、10/26) |
会場 | 横浜美術館/横浜赤レンガ倉庫1号館/横浜市開港記念会館地下 ほか |
開場時間 | 10:00〜18:00(最終入場17:30) ※10/27(金)〜29(日)、11/2(木)〜4(土)は20:30まで開場(最終入場20:00) |
鑑賞券 | 一般 1,800円/大学・専門学校生 1,200円/ 高校生 800円/中学生以下 無料 |
セット券 | 一般 2,400円/大学・専門学校生 1,800円/ 高校生 1,400円/中学生以下 無料 ※ヨコハマトリエンナーレ2017鑑賞券に同時期に近隣で開催される2つのアートイベント「BankART Life V」、「黄金町バザール2017」のパスポートがセットになった、お得なセット券です。 |
2017年8月25日 掲載
アイ・ウェイウェイ(艾・未未)
《Reframe》2016、《安全な通行》2016
(C) Ai Weiwei Studio
いつ来ても見どころ満載の横浜ですが、今回は期間限定の“今しか見られない横浜”を大特集!
今開催中の「ヨコハマトリエンナーレ2017」を中心に、グッズやスイーツも含めたオススメコースを紹介します。
「ヨコハマトリエンナーレ2017」はアピール力抜群のPhotoスポット満載
「横浜トリエンナーレ」は3年に一度横浜で開催される現代アートの国際展。前回2014年は20万人以上の来場者を集めた横浜最大のアートイベントです。今回は“「接続」と「孤独」”をテーマに世界中の厳選されたアーティストの作品が集結。
会場の一つ横浜美術館の正面には、壁面いっぱいの救命ボートと、難民が使用した救命胴衣を柱に巻きつけた作品が展示され、まさに“今しか見られない横浜”の風景になっています。
「アートって難しい」というイメージがありますが、そんなことはありません。例えばカラフルなホッキョクグマやゲームキャラクター風など、見るだけで面白い作品や、アトラクションのような体験・体感型の作品も数多くあるので、アートに詳しくない方でも十二分に楽しむことができるんですよ。
さらに嬉しいのがほとんどの作品が写真撮影OK。個人でSNSにアップするのもOKなので、フォローワーへのアピール力抜群の世界的アーティストの作品前で記念撮影をしてSNSに投稿すると「いいね!」がたくさんもらえるかも?
※一部撮影不可の作品もありますので、各作品の注意事項を確認してください。
オススメPhotoスポット
マウリツィオ・カテラン 《スペルミニ》1997
ブルームバーグ&チャナリン 「痕跡証拠」「展示風景」
シュシ・スライマン 《金香木の島、シリウスの星、赤道軸の上で》2017
アートプログラム「BankART Life V -観光」展示風景
オラファー・エリアソン 《Eye see you》2006
照沼敦郎 《ミエナイ ノゾミちゃんの視界コンプレックス》2017

厳選!横浜観光オススメコース「ヨコハマトリエンナーレ2017」編
「ヨコハマトリエンナーレ2017」は、みなとみらい・関内エリアの横浜美術館・赤レンガ倉庫1号館・横浜市開港記念会館地下1階の3会場などで開催されていますので、観光スポットを絡めて楽しむことができます。
そこで「ヨコハマトリエンナーレ2017」展示風景を中心とした横浜観光オススメコースをご紹介しましょう。
まず電車のアクセスが一番良い横浜美術館からスタート!
外壁やグランドギャラリーを使った巨大な作品から虫眼鏡が必要な作品まで、多種多様な28組のアーティストの作品が展示されています。
横浜美術館

- 横浜市西区みなとみらい3-4-1
- JR京浜東北・根岸線または横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町駅」より徒歩10分/横浜高速鉄道みなとみらい線「みなとみらい駅」3番出口からマークイズみなとみらい<グランドガレリア>経由、徒歩5分
- https://yokohama.art.museum/
会場間無料バス or ベイバイクで移動

ジェニー・ホルツァー 《自明の理》より、1977-79
横浜美術館を満喫したら赤レンガ倉庫1号館へ。
横浜美術館~赤レンガ倉庫1号館の移動は、30分に1回運行している会場間無料バスが便利ですが、横浜コミュニティサイクル「baybike(ベイバイク)」で風を感じながら移動するのも良いですよ。
YCC ヨコハマ創造都市センター

ベイバイクで移動する方は途中YCC ヨコハマ創造都市センターの1階にある「café OMNIBUS」でお茶でもいかがでしょうか?ドラマやCMのロケ地としても有名な歴史的建造物の中にあるこのカフェも、オススメPhotoスポットの一つですよ。
このYCC ヨコハマ創造都市センターの3階でも、9月17日(日)までフラフープと布を使った新作の大型インスタレーション「YCC Temporary 鬼頭健吾」が開催されています。
café OMNIBUS
営業時間:11:00~20:00 (ラストオーダー19:30)
定休日:不定休
YCC Temporary 鬼頭健吾
会期:2017年8月4日(金)〜9月17 日(日)
時間:11:00~18:00(金・土・祝19:30まで)※入場は閉場の30分前まで
入場料:500円(高校生以下入場無料)※高校生は要学生証提示、トリエンナーレの鑑賞券では入場できません。
https://yokohamacc.org/
横浜赤レンガ倉庫1号館では、空間を使った体験・体感型の展示を中心に12組のアーティストの作品が展示されています。
中でもアート的に装飾されたヘッドセットをかぶりVR(バーチャルリアリティ)で様々な作品体験ができるプロジェクトは、ぜひヘッドセットを被った姿を友達に撮影してもらってはいかがでしょうか?
横浜赤レンガ倉庫
- 横浜市中区新港1-1-1
- JR京浜東北・根岸線または横浜市営地下鉄ブルーライン「関内駅」「桜木町駅」より徒歩15分/横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道駅」「日本大通り駅」より徒歩6分
- https://www.yokohama-akarenga.jp/
SHOP トリエンナーレ2017

赤レンガ倉庫1号館に来たら立ち寄りたいのが、1階にある「ヨコハマトリエンナーレ2017の赤レンガ倉庫公式ショップ“SHOP トリエンナーレ2017”」。
ヨコハマトリエンナーレ2017 公式グッズのほか、横浜のクリエーターが作ったグッズもたくさんあるので、今しかないお土産をゲットしましょう!
SHOP トリエンナーレ2017
会場:赤レンガ倉庫1号館1階
設置期間:2017年8月4日(金)~11月5日(日)
facebook
象の鼻テラス

赤レンガ倉庫1号館の作品を満喫したら横浜市開港記念会館へ移動。
移動の途中には象の鼻テラスがあるので、名物の「ゾウノハナソフトクリーム」でもいかがでしょうか?
暑い時期はソフトクリームが予想以上に早く溶けるので、ご注意ください。
ゾウノハナソフトクリーム
価格:400円(税込み)
営業時間:10:00〜18:00(年中無休)
https://zounohana.com/cafe/
「ヨコハマトリエンナーレ2017」3つ目の会場は、普段は開放していない横浜市開港記念会館の地下を特別に開放して柳幸典の作品が展示されています。
今年会館100周年を迎えた横浜市開港記念会館の地下に入るだけでもプレミア感がありますが、真っ暗な地下をわずかな光をたよりに進みながら見る作品もインパクト大です。
横浜市開港記念会館(ジャックの塔)

- 横浜市中区本町1-6
- JR京浜東北・根岸線または横浜市営地下鉄ブルーライン「関内駅」より徒歩10分/横浜高速鉄道みなとみらい線「日本大通り駅」より徒歩1分
- https://www.city.yokohama.lg.jp/naka/madoguchi-shisetsu/riyoshisetsu/kaikokinenkaikan/oshirase.html
知らないと損するセット券のお得な使い方
「ヨコハマトリエンナーレ2017」では「BankART Life V」、「黄金町バザール2017」のパスポートがセットになったセット券が販売されていますが、“1日で回り切れないから”と思って鑑賞券だけを買うのはもったいない。
セット券を買うと会期中「BankART Life V」、「黄金町バザール2017」へ何回でも入場できるパスポートと交換できるので、会期中にまた横浜に来る機会がある人は、セット券が断然お得です。
「BankART Life V」、「黄金町バザール2017」ともにヨコハマトリエンナーレとは違った面白さをもつアートイベントなので、見ないと損してしまいますよ。
倉庫の中に“花畑”と“光の海”が出現「BankART Life V」

観光をテーマにしているBankART Life Vでは、倉庫をリノベーションしたBankART Studio NYKに象やカバがいる水辺の森、レジ袋で作られた花のお花畑、映像で作られた光の海などの異空間が広がっています。
またYTB-横浜観光案内所-を設置して横浜の魅力を再発見する多種多様な街歩きツアーも企画しているので、アート初心者の方はぜひ利用してみてください。
BankART Life V“観光”
- 会場:BankART Studio NYK ほか
- 会期:2017年8月4日(金)〜11月5日(日)
- 休場日:第2・4木曜日
- 開館時間:10:00〜19:00(10/27〜29、11/2〜4は21:30まで)
- http://www.bankart1929.com/kanko/
街と一体で楽しむ「黄金町バザール2017」

かつて違法風俗店の街だった黄金町で開催される「黄金町バザール2017」は国内外から25組のアーティストが参加し、街とアートが混ざり合って盛り上がるアートフェスティバルです。
黄金町バザールの特徴は元違法風俗店舗だった建物や京急線高架下を展示会場に作品を展示していること。今回は会期の前半と後半で一部作品が入れ替わるので、チケットとなる「黄金町バザールパスポート」があれば何度でも楽しめます。このパスポートを提示することでお得なサービスが受けられる地元のお店もあるんですよ。
黄金町バザール2017-Double Façade 他者と出会うための複数の方法
- 会場:京急線「日ノ出町駅」から「黄金町駅」間の高架下スタジオ、周辺のスタジオ、既存の店舗、屋外、他
- 会期:[vol.1]2017年8月4日(金)〜9月13日(水)[vol.2]2017年9月15日(金)〜11月5日(日)
- 休場日:第2・4木曜日
- 開場時間:11:00〜18:30(10/27〜29、11/2〜4は11:00〜20:30)
- http://www.koganecho.net/koganecho-bazaar-2017/
11月5日(日)までのヨコハマトリエンナーレ2017の会期中の横浜は今しか見られない風景が満載です。
ぜひ期間限定の横浜を楽しんでくださいね。