横浜観光親善大使おすすめ、横濱みやげ②

常松真菜(第15代横浜観光親善大使)2017年08月25日

みなさま、こんにちは!
平成29年度横浜観光親善大使の常松真菜です。

私たちはまっ子大使がおすすめの横濱みやげをご紹介する、ヨコハマ・グッズ「横濱001」コラボ企画第2弾!

本日ご紹介するのは、横浜の定番みやげとして愛され続けている、ありあけの「横濱ハーバー」です。
この度、私は藤沢市内にある製造工場に伺い、取締役営業本部長の森様、同じく工場長兼ありあけ製造部長瀬戸様、広報室長上原様から、貴重なお話を伺ってきました。

白衣やエアーシャワーはもちろん、二重、三重の手袋やタイマーで測りながらの手洗いなど、徹底した衛生管理を行っている製造工程を見学し、重さや焼き加減、日付、異物チェックなど、品質へのこだわりを間近に見ることができました。帰省みやげの製造繁忙期に伺ったこの日、一日に製造されるハーバーはなんと8万個!去年の10月には機械が新たに搬入され、よりみなさまに商品をお届けしやすくなったそうです。

また、今回は特別に、窯から出てきたばかりの焼きたてハーバーを食べさせていただきました!外はカリカリ、中はほくほくで、いつも食べているハーバーとはまた違ったおいしさに感動しました。
実はハーバーは冷やして食べるのもおすすめだそうです。1時間以上冷凍させていただいてみると、凍らずに中までひんやり。暑い日に食べたい絶妙な味わいになるので、ぜひお試しください!

ハーバーの歴史は、1954年に遡ります。当時は「ロマン」の名で発売されましたが、港町・横浜らしい船の形ということで、1966年「ハーバー」に改称。横浜の代表的なお菓子として、多くの方に愛されましたが、1999年に有明製菓は倒産していまいます。しかし、ハーバーへの熱い想いが原動力となり、プレシア株式会社の支援のもと、有志の有明社員により、2001年にハーバーは復活を遂げます。

その復活の道のりはとても険しいものだったそうです。レシピも現物もなく、頼りになるのは記憶の中にある味や、職人の知識と勘だけ。「生地と餡の比率が違う」「先のほうまで餡を詰める」「厚みを均一に」など、試作を何度も繰り返す日々が続いたそうです。

商品として復活させるだけではなく、より時代のニーズに合わせて、お客様に好まれるものを、とリニューアルもされました。栗の食感を楽しめるように、以前「ロイヤルハーバー」として売り出していたものを、定番のハーバーとして再現したり、焼き時間を調整することで、今の人気のある半生の食感に仕上がっています。

パッケージも、2009年には横浜開港150周年を記念して、柳原良平氏が描いた船のデザインに生まれ変わりました。ダブルマロンは客船「クイーンメリー2」、チョコバナナは蒸気船「ポーハタン」と味によってデザインが異なります。柳原氏自身が、そのハーバーからイメージした船を選ばれたそうです。馬車道あいすくりんハーバーや、ブルーベリーハーバーには、柳原氏の遺作である帆船日本丸が描かれています。

ベイスターズ、ポケモン、ももクロ、横浜マラソン、オペラ座の怪人、ドラマ「世界一難しい恋」などなど…多彩なコラボも魅力です。続々とコラボの依頼が舞い込んでいるそうで、これからも目が離せません!

船の形はそのまま、伝統を守りつつ、日々進化を遂げる「横濱ハーバー」。伝統と進化が共存する、横浜のまちそのものを象徴しているかのように感じられます。森様、瀬戸様、上原様のお話からは、ハーバーに注がれた熱い想いと、追究し続けるこだわりが、ひしひしと伝わってきました。
「ハーバー売って40年」という森様。「二度とハーバーが姿を消してほしくない」と語っておられました。横浜に根づいて、若い世代にも受け継がれ、ずっと愛されるお菓子であってほしい、そんな想いでハーバーを作り続けているそうです。

「私たちは、お菓子を通して『人とひとの心の架け橋のような存在』でありたいと心から願って止みません。」ハーバーのリーフレットに書かれた言葉です。その背景にある歴史を知ると、人々の汗と笑顔、ハーバーに注がれる作り手やファンの愛情を感じ、今一度この言葉が重みをもって感じられます。

9月1日からは、ハロウィン限定のパンプキン味が登場します!
歴史ある「定番」の「新作」を、みなさまもぜひ味わってみてください。

公式サイトURL:http://www.welcome.city.yokohama.jp/ja/tourism/gift/