馬車道まつり

渡部結郁子(第17代横浜観光親善大使)2020年01月08日

皆様、こんにちは。
  
横浜関内にある「馬車道」。
皆様はこの地を訪れたことはありますか?
横浜港の入口にあたる万国橋から外国人居留地であった関内の端にあたる吉田橋までのその道は、文明開化の頃に海外から多くの馬車が持ち込まれ、往き来したことから「馬車道」と呼ばれるようになったそうです。

開港当時の面影を今でも残すこの地で、10月31日(木)~11月3日(祝)に『馬車道まつり』が開催され、私たち横浜観光親善大使の二人は最終日にあたる11月3日(祝)におまつりに参加させていただきました。

歴史的建造物が建ち並び、ガス灯や街路樹、レンガ作りの歩道など日頃から文明開化の風景が楽しめる街ですが、『馬車道まつり』の日は普段以上に開港当時にタイムスリップをしたかのような特別な空間に街全体が変わります。
馬車や人力車が街を行き交い、鹿鳴館ドレスや袴姿の女性、軍服姿の男性など様々な明治時代の服装の人たちが街を歩いているのです。

当日、私たち大使二人は鹿鳴館ドレスをまとい、文明開化の街並みの一部になってきました!
私が着用させていただいたのは、バッスルラインの濃紫のベルベットと白いレースが美しいドレスで、馬車道商店街を代表する老舗のひとつである信濃屋様の手作りによるものです。ドレスはもちろんのこと、帽子や小物もこだわりを持って作られており、そのような衣装を今回着ることが出来てとても幸せでした。

『馬車道まつり』は馬車や人力車の試乗、馬車道商店街の店舗などが出店する「馬車道マルシェ」、スタンプラリーやいろいろな体験教室などたくさんのイベントが行われており、小さなお子さまから大人までどなたでも楽しむことが出来ます。
私も馬車に乗ったり、マルシェで大好きなビスカウトを買ったりして、楽しい一日が過ごせました。

皆様も横浜の歴史を感じに馬車道を訪れてみませんか?

公式サイトURL:http://www.bashamichi.or.jp/