横浜開港資料館 銭湯と横浜 -“ゆ”をめぐる人びと-
※こちらのイベントは終了しております。
日本人はこころと身体の疲れを癒すため、お風呂を求めます。人びとが集まる都市部において、そうした入浴の機会を提供しているのが街々の公衆浴場、「銭湯」です。安政6年の横浜開港以降、干拓地の上に新しい街が形成されると、銭湯も新開地に進出してきます。さらに人口流入による都市化の進展とともに、銭湯の数は増加し、同業者間の激しい競争を生み出しました。主に北陸地方から移住してきた銭湯の経営者たちは、試行錯誤を重ねながら生き残り、横浜の地に根づいていきます。
一方、人びとは入浴に「療養」や「娯楽」という要素を求め、箱根や湯河原、熱海などの温泉地に足をむけます。大正3年、橘樹郡大綱村でラジウム鉱泉が湧出すると、昭和2年の東横線全通とあいまって、横浜の北部に京浜の「奥座敷」となる綱島温泉が出現します。人びとは癒しを求めて綱島へむかいました。
本展示では、銭湯や温泉をキーワードに、近代横浜の都市形成史をたどっていきます。
開催期間:
2018年1月31日(水)~4月22日(日)
開催場所:
横浜開港資料館
※イベント内容・スケジュールは直前で変更される場合もあります。詳細は主催者のホームページ等でご確認ください。
実施日 | 2018/1/31(水)~4/22(日) |
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場 所 | 横浜開港資料館 |
エリア | みなとみらい21エリア |
URL | イベントホームページへ ※詳細は主催者のホームページ等でご確認ください。 |