ペリー饗応の宴

1854年に結ばれた日米和親条約の舞台となったのはここ横浜の現在の横浜開港資料館周辺だ。交渉にはなるが、こちらの旧総領事室で、当時の江戸幕府がペリー提督をもてなした晩餐会のメニューからインスパイアされたミシュランスターなどによるガストロノミーディナーの体験ができる。まさに横浜で実施することに大きな意味と独自性があるガストロノミーとなる。

開港当時は日本の扇子にメニューを書くことも珍しくなかったようだ。これも横浜ならではの体験のひとつだろう

ここはファーストポートタウンの横浜。トラベルデザイナーの皆様には、ユニークベニューのひとつとしての横浜開港資料館のほか、様々なローカルベニューがイメージできるだろう。トラベラーの人数やニーズ、あるいはバックグラウンドと横浜の歴史で付加価値の高いストーリー型のガストロノミープランを一緒に練り上げていきましょう。

ペリー提督は170年前に将来無形文化遺産となる和食に何を想ったのだろうか?
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