三溪園

生糸貿易で財を成した原三溪の終の棲家で、インドのタゴールや日本の横山大観などの創作活動にも寄与した、1906年に公開が開始された広大な日本庭園。三溪園全域が国指定名勝であるほか、ファシリティは重要文化財10棟・横浜市指定有形文化財3棟を含む17棟から構成され、特に重要文化財「臨春閣」は2022年後半にリニューアルされたばかりである。

トラベルデザイナーとしては、最高の日本庭園で日本文化を楽しむ、現代の原三溪よろしく文化的なMICEイベントにぜひおすすめしたい横浜屈指のデスティネーションだ。原三溪の遺したアートコレクションを原三溪の学芸員にガイドしてもらうことにも大きな関心を寄せるトラベラーが多いはずだ。

臨春閣や白雲邸などを貸し切った茶道や華道のイベント、などもおすすめで、最近ではラグジュアリーブランドの新作パーティなどにも貸切での対応例がある。日本屈指の庭園で日本文化を存分に楽しむエクスペリエンスをぜひ創り上げてみてほしい。

通常は一般非公開臨春閣の二階から。原三溪も見た日本庭園の神髄を堪能してもらいたい。

■URL:https://www.sankeien.or.jp/

■電話番号:045-621-0634

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