神戸まつり

川内 美月(第17代横浜観光親善大使)2019年06月25日

小雨の中、紫陽花の淡紫色や水色、ピンク色が、水滴のためでしょうか、より一層美しく輝いています。つい、水溜りを踏まないようにと足元ばかりを気にしてしまいますが、そんな中で色とりどりの華やかな紫陽花は私たちにたくさんの元気を与えてくれるように感じます。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。

5月19日・20日、私は神戸へお邪魔し、49回目の開催を迎えた「神戸まつり」に参加しました。

「神戸まつり」は約100万人もの方々がパレードやステージ、マーケットイベントを楽しむ市民参加型の大きなお祭りです。「三宮フラワーロード」という大通りで開催されたパレードでは、屋根のないオープントップバスの「スカイバス」に乗って、開港5都市(函館・新潟・横浜・神戸・長崎)と神戸空港就航都市(茨城・水戸・高松・大分・宮崎・鹿児島・那覇)、12都市のミス・大使で、神戸の皆様へご挨拶しました。

「スカイバス」は高さが約3.7mと“アフリカ象”と同じくらいの大きさだそうで、とても大きかったです。(横浜市民お馴染みのよこはま動物園ズーラシア(旭区)や金沢動物園(金沢区)で見ることができる“インド象”よりも大きいようです!)
オープントップで背の高いバス「スカイバス」は、歩いている時とは違った高さから神戸の美しい街並みや自然を風を感じながら楽しめるため、観光客の方にも市民の方にも大変人気があるとのことです^^

お祭りの会場では、ブースにて横浜の観光案内パンフレットをお配りしました。神戸の皆様はとても穏やかで気さくな方が多く、「去年まで横浜に住んでいたんです!」「また横浜に行きたーい!」などとたくさん声をかけていただきました。中にはクラス会を横浜でやりたいと話しかけてくださった方もいらっしゃり、その方には横浜の夜景を海上から楽しめるディナークルージングをお勧めしました。すると「是非そうするわ!秋に行くわね」と約束してくださいました^^
神戸の方々と直接たくさんお話でき、とても嬉しかったです。

お祭りの後には、神戸市長へ表敬訪問しました。笑顔で迎えてくださった神戸市長は、表敬に訪れた12都市の魅力紹介スピーチをミス・大使1人ずつから聞いてくださいました。また市長から見た各都市の魅力についてもお話してくださり、和やかな雰囲気の中で交流することができました。

神戸まつりの翌日には、スマイル神戸の皆さんに案内していただきながら神戸の観光をしました。かつて皇室の別荘として使われていた場所が公園となった「須磨離宮公園」にお邪魔した際は、満開の4,000株ものバラを楽しみました。バラの開花は秋にも楽しめるそうですよ^^
また、明石海峡大橋を渡って淡路島にも案内していただきました。美しい緑と港をバックにたくさん写真を撮ったり、名産の玉ねぎを使ったお煎餅やドレッシングをお土産にしました。もちろん神戸プリンやチョコレートもたくさんお土産にしまし
たよ^^
どれもとても美味しかったです!

素敵で、豊かな時間を過ごせた2日間の出張となりました。
神戸の皆さん、そしてスマイル神戸の皆さんをはじめとした11都市の皆さん、ありがとうございました。

六甲山系に幅広く自生している紫陽花は、神戸の市民の花として親しまれているそうです。
繊細な美しさを持ちながらも自然の迫力、パワーを感じられる紫陽花のような、魅力溢れる神戸へ、また訪れたいと思います。

公式サイトURL:http://www.kobe-matsuri.com/