山下公園は、海への眺望、記念碑や歌碑など見どころの多い公園です。横浜のバラの名所でもあり、毎年春から秋にかけて、「未来のバラ園」に約160種1,900株のバラが咲き誇ります。今までのバラの株を継承しており、「未来のバラ園」としてバラの歴史の流れを過去から未来へと受け渡す横浜のシンボルガーデンです。

展望台から港や横浜ベイブリッジの風景が眼下に広がり、山手の観光コースからは外せない公園です。「イギリス館」を背景にバラ植栽を主としたガーデンのテーマは、英国風の庭。園内では、イギリス館前の「イングリッシュローズの庭」、沈床花壇の「香りの庭」、イギリス館後庭から111番館後庭にかけての「バラとカスケードの庭」それぞれに咲いた合計約330種2,200株のバラを春から秋にかけて楽しめます。

横浜イングリッシュガーデンは、1,800種類のバラを中心に、横浜の気候風土にあった草花や樹木を散りばめて、春の芽吹きから枯れゆく秋の自然の風景を何年もかけて育てています。特に香り高い四季咲きのバラをふんだんに使い、春から秋までバラを楽しむことができるイングリッシュガーデンです。バラ以外にも、9月〜12月はコスモスなどの秋の植物、2・3月はクリスマスローズや早春の花木、球根植物が見頃を迎え、四季を通して様々な花々をご覧いただけます。

金沢自然公園内でお子さまに人気のローラーすべり台があるこども広場から動物園へ向かう斜面では、約2000m²にわたって咲き誇るコスモスを楽しめます。春の菜の花の黄色一色とは異なり、赤やピンクを散りばめたコスモス畑は可愛らしさが引き立ちます。

梅園には、約45種130本の紅白のウメが植えられています。早咲きのウメは1月初旬から咲き始め、遅咲きのウメは、2月下旬まで楽しめます。冬晴れに映える紅白のウメの花と香りをお楽しみください。