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港北芸術祭「狂言~日本伝統の笑劇~」

※こちらのイベントは終了しております。

港北芸術祭「狂言~日本伝統の笑劇~」

港北区では、地域文化活動や文化事業の創造を目指し、「港北芸術祭」を毎年開催しています。
令和 2 年度は、重要無形文化財[能楽]総合認定保持者である野村又三郎氏らによる「狂言~日本伝統の笑劇~」を開催します!
「笑いの芸術」とも言われる狂言。言葉やしぐさだけで、日常の中にあるさまざまな人間模様を「笑い」や「おかしみ」に変えます。

当日はそうした狂言の魅力を知っていただくため、各演目の前に「ワークショップ・狂言解体新書~狂言を知ろう~」を開催。
狂言ならではの独特な表現の解説や、舞台上での演技体験(人数制限あり)を行います。
大いに笑って、お楽しみください!

【日  時】2020年4月19日(日) 14:00開演/13:30開場
【会  場】港北公会堂(東急東横線「大倉山駅」から徒歩7分)
【出  演】野村又三郎「重要無形文化財[能楽]総合認定保持者」 ほか
【演  目】附子(ぶす)/ 仏師(ぶっし)
【内  容】
●附子(ぶす)
〔出演者〕
(シテ)太郎冠者・・・・・野村 信朗
(シテ)次郎冠者・・・・・奥津 健一郎
(アド)主・・・・・・・野村 又三郎
 後見・・・・・・・・奥津 健太郎
〔あらすじ〕
主人は家来の太郎冠者と次郎冠者を呼び出し、珍しく一人で出かけると言い、留守番を言いつけます。主人は『附子』という物を持ち出し、風に当たっても死ぬ猛毒だから気をつけろと言い、詳しくは教えずに置いていきます。怖いものは見てみたい。危険を覚悟の上で二人の家来は、附子の真相に立ち向かっていきます。『附子』とは本当は何なのでしょうか。
鎌倉時代後期の臨済宗の僧・無住一円が、愛知県名古屋市に現存する長母寺で著した【沙石集】や【一休頓智咄】等にも見られる狂言の最代表曲で、原典は僧侶の立場としての物欲や妄語(嘘)に対する教訓を含んだ作品です。

●仏師(ぶっし)
〔出演者〕
(シテ)素破・・・・・・・野村 又三郎
(アド)田舎者・・・・・野口 隆行
  後見・・・・・・・・奥津 健太郎
〔あらすじ〕
お堂はできあがったものの、本尊の仏像がないので、田舎者は仏像を探しに出かけます。都大路を大声で尋ね歩いていると、素破(詐欺師)が近づき、自分こそ真の仏師だと名乗って口から出まかせで田舎者を信用させ、仏像の種類、出来上がりの期日などを約束します。そこで素破は自分が面をかぶって仏像になりすまし、田舎者を騙そうとしますが、どれも気に入ってもらえず、何度もやり直しを依頼されます。納得のいく素晴らしい仏像が欲しい田舎者と、素破との攻防はどうなるのでしょうか。
古今東西の演劇・映画・テレビドラマ等で見受けられる、都会の詐欺師が田舎者を騙す構図の作品ですが、科学の発達していない準原始的なアナログ時代に成立した狂言の世界では、どのように表現されるのでしょうか。

●ワークショップ 狂言解体新書~狂言を知ろう~
各演目の前に、演目の内容や狂言ならではの独特な表現などを解説します。また、舞台上での体験(人数制限あり)もあります!
〔講 師〕奥津 健太郎

Information-イベント情報-

開催日 2020/4/19(日)
場所 港北公会堂(東急東横線「大倉山駅」から徒歩7分)Google map
エリア その他
料金 入 場 料:
前売・一般 2,000 円、中学生以下 1,000 円
当日・一般 2,500 円、中学生以下 1,500 円
チケット:2020年1月24日(金)販売開始
 ※電子チケットぴあ、ローソンチケット、イープラス、東急トラベルサロン日吉駅、天一書房大倉山店・綱島店・港北区役所3階売店で購入可
お問合せ 港北区地域振興課
電話番号 045-540-2239
URL
※詳細は主催者のホームページ等でご確認ください。

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