Noge


野毛商店街

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野毛商店街    Noge

By Matthew Hernon - OCT 31, 2017

ジャーナリストのバーリット・セービンは、野毛のことを「多くの市民が忘れつつある、都市横浜の魂だ」と表現しています。

1983年に始まったみなとみらい21の建設で、旧三菱重工横浜造船所のあった工業地域は、最先端のビルが立ち並ぶ未来都市に生まれ変わり、日本で最も人気のある観光地の一つになりました。一方、駅の南側はまだ大部分が昔の面影を残しており、ここに野毛はあります。「小さな飲食店で賑わい、ノスタルジックなロマンが漂う野毛は、都市横浜の中心部にありながら、昔の日本の姿を今も残しています」と、野毛商店街の茂呂前理事長は言います。

野毛は1889年(明治22年)4月1日に、横浜の市制施行とともに横浜市に編入されました。その20年前に東京と横浜(今の桜木町付近)間で日本初の鉄道が開通し繁華街に発展しましたが、1923年の関東大震災で大打撃を受け、また、第二次大戦によっても荒廃の憂き目を味わいました。伊勢佐木町や関内は進駐軍に接収されていたため、地元の人々は占領されていない野毛に集いました。国民は飢えに苦しみ、物品も不足する状態でしたが、野毛の人々は力を合わせてできる限りの努力を行いました。400軒以上の店が立ち並ぶ闇市ができて、食料や酒、さまざまな物品が販売され、「野毛に来ればなんでも揃う」と言われました。

また、野毛は横浜の娯楽の中心地となりました。劇場が建ち、有名な横浜国際劇場もありました。ここで1948年当時10歳の加藤和枝という少女が歌で観客を魅了し、その二年後、彼女は芸名、美空ひばりとして歌手デビューを果たし、日本で一番有名で愛された演歌歌手となりました。

その頃、ジャズ音楽の人気も出てきました。1933年に野毛に創業した日本最古のジャズ喫茶である「ジャズ喫茶ちぐさ」は、伝説のピアニスト秋吉敏子など多くの有名音楽家を生み出しました。14回のグラミー賞ノミネート、国際ジャズ殿堂入りした唯一の日本人である彼女は、若きころ、ここで何時間も過ごしたと言われています。進駐軍から日本に伝わったジャズは、野毛のジャズカフェやバーで広まり、今では「横浜ジャズプロムナード」や「野毛ジャズde盆踊り」など、多くのジャズイベントがストリート上で開催されています。

また、街の活性化のために1986年に始まった「野毛大道芸」は、国内でも3つの指に入る大道芸のお祭りで、毎年春と秋に開催されます。国内外の大道芸人がジャグリング、アクロバット、パントマイム、バルーンアートなどで観客を魅了しています。

野毛の路上で開催されるイベントの魅力は、ただ見物するだけでなく、一緒になって街の雰囲気に浸れるところにあります。秋に開催される「野毛秋祭り」では、ビアガーデン、プロレス、ジャズ、サンバと盛りだくさんの内容ですが、夜9時のイベント終了後も引き続き野毛で飲みながらパーティーを続けるのがお勧めの楽しみ方です。

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商店街リンク

商店街で楽しみたい季節のイベント

  • 4月
    野毛大道芸
  • 9月
    野毛ジャズde秋祭り
  • 10月下旬
    野毛ハロウィン

交通アクセス

・JR京浜東北・根岸線/横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町駅」徒歩3分
・京急本線「日ノ出町駅」徒歩3分

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