横浜観光親善大使レポート ロイヤルウイング

ロイヤルウイング

国内最大級の大型客船の発着所である横浜港大さん橋国際客船ターミナルは横浜港の一大シンボルです。 ターミナルとしての働きはもちろん、広々としたフリースペースは市民の憩いの場としても親しまれています。 そんな大さん橋を拠点に運航しているのが、日本で唯一のエンターテイメントレストラン船「ロイヤルウイング」です。

定員630名を誇る横浜一の大型クルーズ船に乗り、本格的な広東料理に舌鼓をうち、船内クルーの心躍るマジックやバルーンアートを楽しみ、そして何といっても横浜港周辺の景色を大パノラマで堪能できるクルーズは、観光客をはじめ多くの方々を魅了してきました。 今回は東山 邦洋本部長と営業企画本部の宮原愛澄さんのご案内のもと、ロイヤルウイングの裏側に潜入することができました。

まずは船の心臓部である機関室へ。3階建てに相当する高さの空間の中にエンジンが何列も並んでいる姿は圧巻でした。 船が動いているのを最も肌で感じることのできる場所で、普段は見る機会もありませんが、大きな縁の下の力持ちであることが印象的でした。

次は船の運航をつかさどる操縦室です。船のハンドルであるステアリングホイールは昔ながらの木製で、今ではかなり珍しいそうです。 前方を望遠鏡で安全確認しながら指示を出す、テレビでしか見たことのない光景が目の前にありました。 その舵を回させていただき、一瞬ですが自分が船長になった気分を味わえました。

また映画「コクリコ坂から」で登場人物が旗を掲げるシーンに出てくる国際信号旗もありました。 アルファベッド文字旗、数字旗、代表旗、回答旗の計40枚を組み合わせて船間の通信をしているのです。 ちなみに、ロイヤルウイングでは定期的にこうした船内クルーズ体験を開催しているので、是非皆様もホームページをチェックしてみてください。

ロイヤルウイングはかつて「瀬戸内海の女王」と呼ばれ、大阪と別府を結ぶ航路で活躍して、当時は国内最高の俊足を誇る優秀なクルーズ客船として多くの新婚旅行客をもてなしてきました。 現在船内はリフォームされ、一流ホテルにも負けない豪華な造りになっていますが、唯一当時の面影を残すところがあります。それは「ローズ」のお部屋にある当時の物を再利用した歴史ある柱です。
重厚感のある柱は静かにロイヤルウイングの歴史を語り継ぎ、見守っているようでした。

ロイヤルウイングは時間別にプランがあり、訪れる時間によって刻一刻と移り変わっていく海の色や町の顔を見るのが一つの楽しみだと東山本部長はお話してくれました。 ぜひ皆様も、ロイヤルウイングで海上の優雅なひとときをお過ごしください。