はまっ子大使が勧める横濱みやげ② 馬車道十番館「ビスカウト」

榊原里江(第16代横浜観光親善大使)2018年09月25日

第二回 古き良き横浜の伝統洋菓子 馬車道十番館「ビスカウト」
~ハマっこに愛され続けるハイカラ洋菓子~

今から約450年以上前、カステラとともに日本に伝来したという「ビスカウト」は、ガス灯で有名な馬車道の老舗レストラン「馬車道十番館」によって作られました。創業以来愛され続けてきた「ビスカウト」は、今もそのレシピが引き継がれ、現在は都筑区の工場で製造されています。今回は特別に工場にお邪魔し、常務取締役の芹沢様からお話を伺いました。

さくさくした食感のビスケットに、上品な甘みのクリームがサンドされた「ビスカウト」は、機械だけでなく、主に職人さんの手によって、ひとつひとつ丁寧に作られています。材料には、濃厚で豊かな風味のバターと小麦粉が使用され、工場内は甘い香りが一面に広がっていました。ガス灯の型のビスケット生地が焼きあがると、レモン、チョコ、ピーナッツの3つのクリームがサンドされていきます。素材や生地の温度管理、焼き加減にいたるまで徹底してこだわり抜かれ、一口食べると繊細さと上質さが伝わりました。

社内スローガンに、「未来へと 伝統を受け継ぎ 老舗の味」とあります。職人さんが心をこめて作る「ビスカウト」は、いつの時代も幅広い年齢の方に喜ばれ、大切な方への、とっておきの手土産にも最適です。古き良き横浜の歴史に思いをはせながら、ぜひ上品でハイカラな横浜の味をお楽しみください。

公式サイトURL:https://goo.gl/4Ky4c2