ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展

※こちらのイベントは終了しております。

ヨーロッパの歴史上、レースは常に重要な価値を持ってきました。王侯貴族たちは自らの富と権力の象徴として、単なる豪奢な装飾品の域を超えた特別な価値を見出してきたのです。しかし、熟練した職人たちが長い時間をかけて手作業で生み出したいわゆる「アンティーク・レース」の技術は今ではほとんど失われてしまいました。現在では機械織りによる安価なレースが主流になり、インテリアやファッションシーン等に多用されていますが、かつてヨーロッパの人々を魅了した高度な技術による芸術品は、機械では未だに再現できません。本展では、世界的なアンティーク・レースコレクターで鑑定家のダイアン・クライスさんの数万点にもおよぶ膨大なコレクションの中から、16世紀から19世紀のレース全盛期の品々約170点を、そこに表わされたモチーフ、レースの用途、ゆかりの人物など、単なる技法の説明にとどまらない網羅的な構成でご紹介します。

会 期:
 2018年4月13日(金)~5月13日(日) *会期中無休
開館時間:
 10:00~20:00(入館は閉館の30分前まで)
料金(税込):
 大人1,000円、大学・高校生800円、中学生以下無料

展示内容:
 第1章 誕生と変遷
  アンティーク・レースの発祥から発展の様子を、時代順に展覧。
 第2章 レースに表現されるもの
  レースに表現されたモチーフには、それぞれに意味が込められている。
 「植物」「生き物」「人」の3カテゴリから、その繊細な表現を見る。
第3章 王侯貴族のレース
 高価なものは城に匹敵するほどの価値があったアンティーク・レース。
 使用者は裕福な王侯貴族に限られていた。
 本章では「イタリア」「フランス王室」「フランス皇室」「イギリス王室」を
 軸に、カトリーヌ・ド・メディシスやマリー=アントワネット、ナポレオン1世、
 ヴィクトリア女王といった歴史上の重要人物に由来する、とくに貴重な作品を紹介する。
第4章 キリスト教文化に根付くレースの役割
 レースはキリスト教文化に根付いている。
 洗礼、初聖体拝領、結婚、喪といった信仰や生活に密接に関わるアイテムから、文化としてのアンティーク・レースを読み解く。
第5章 ウォー・レース War Lace (戦争のレース)
 産業革命や戦争は手工業のレース文化の衰退に大きく影響した。しかし、第1次世界大戦中、ベルギーはレースの技術を政策で
 保護しようとしていた。これまでほとんど紹介されてこなかった「ウォー・レース」を通して、これからのレース文化を展望する。

※イベント内容・スケジュールは直前で変更される場合もあります。詳細は主催者のホームページ等でご確認ください。

ダイアン・クライスコレクション アンティーク・レース展 
実施日 2018/4/13(金)~5/13(日)
場 所 そごう美術館
エリア 横浜駅周辺エリア
URL イベントホームページへ
※詳細は主催者のホームページ等でご確認ください。

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