全国各地から厳選された日本酒とご当地鍋を堪能! 昭和レトロな横浜赤レンガ倉庫「酒処 鍋小屋 2023」を“日本酒女子“とレポート!
横浜赤レンガ倉庫 イベント広場
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横浜赤レンガ倉庫では、2023年1月13日(金)から1月29日(日)まで、日本各地のご当地鍋や地酒などが堪能できる冬の恒例イベント「酒処 鍋小屋 2023」を開催!
「鍋小屋」は、寒さが厳しい季節に、横浜赤レンガ倉庫と海が見える開放的な空間で熱々の鍋を囲んで楽しむ冬のフードフェスティバルです。例年20万人以上が来場する横浜冬の風物詩。
赤提灯が並ぶ、まるで昭和にタイムスリップしたかのようなレトロな雰囲気漂う会場内には、13店舗の様々なご当地鍋が集結! さらに全国各地から厳選された、冬のご馳走にぴったりな日本酒が揃います。
今回は、全国の酒蔵にも足を運ぶほど日本酒が好きな「日本酒女子」のちひろさんと初日の「酒処 鍋小屋 2023」に行ってきましたので、その様子を日本酒女子の解説付きでレポートします!
?「赤提灯」に「懐メロ」昭和レトロな会場内
横浜赤レンガ倉庫イベント広場特設テントで2023年1月13日(金)から1月 29日(日)まで開催されている「酒処 鍋小屋 2023」。日本各地のご当地鍋や地酒などが堪能できるイベントです。
今回で7回目の開催で、冬の横浜の風物詩となっています!
特設テントに入ると、赤提灯やレトロな看板が並び、懐かしい音楽が流れるなど、一気にタイムスリップしたかのような昭和レトロな雰囲気が広がっていて、見ているだけでもワクワクします!
ストーブを囲むカウンター席と、テーブル席、ハイテーブルがあるほか、テントの外にも景色と一緒に料理を楽しめる席もあります。
?「日本酒女子」も注目! 全国各地の厳選日本酒
テントの中には、全国各地のご当地鍋や日本酒などを販売する13店舗が並びます。
鍋はもちろんのこと、並んでいる日本酒の種類がすごい! 日本酒初心者の筆者のために、日本酒が好きで全国の酒蔵巡りもする「日本酒女子」ちひろさんの解説でご紹介します。
画像左から2番目は、三重県名張市の木屋正酒造(きやしょうしゅぞう)が造る日本酒「而今(じこん)」。三重県を代表する銘酒で人気が高く、一般では入手困難です。ここで飲めるなんて!
そのお隣、白くおしゃれなラベルの「ニュームーン」は、有明海に面した佐賀県鹿島市浜町に蔵を構える「富久千代酒造」が造る日本酒。「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2011」日本酒部門にて、最優秀賞である「チャンピオン・サケ」を受賞した『鍋島』から、四季ごとに季節に合った味わいを販売する人気のムーンシリーズの冬バージョンです。
若い女性にオススメなのは北海道夕張郡栗山町の酒造メーカー小林酒造の「鳳凰美田(ほうおうびでん」 完熟もも」。
もも以外に、みかんもあり、フルーツの香りで日本酒に慣れていない方でも楽しめそうです。
秋田県由利本荘市の蔵元、齋彌酒造が、茅ぶき屋根の民家が点在する雪深いこの地の冬景色を表現した日本酒「雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ)」も是非飲んでおきたい銘柄。
秋田県を代表する日本酒で、しっかりとした味わいなのでアツアツの料理にぴったり!
本イベントでは、希少なお酒を1杯ずつ楽しむこともできますが、毎年好評の「ちょい呑みセット」、「ちょい呑み・ちょい鍋セット」で、様々な日本酒やお鍋をちょっとずつ・たくさん楽しむことも。赤レンガ倉庫が描かれたかわいいオリジナルお猪口付きでお得なセットです!
【セット内容】 ※いずれも数量限定
●ちょい呑みセット:ちょい呑みチケット3枚+オリジナルお猪口(1つ)=1,800円
●ちょい呑み・ちょい鍋セット:ちょい呑みチケット3枚+ちょい鍋チケット3枚+オリジナルお猪口(1つ)=2,800円
こちらのセットで選べる日本酒の中から、日本酒女子ちひろさんが特に注目する5種類をご紹介します。
「特別本酒造 鍋島」
先ほどご紹介した「鍋島ニュームーン」と同じく、佐賀県・富久千代酒造が造る『鍋島』。「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2019」本醸造の部で銀賞を受賞していて、こちらもおすすめ。まろやかな甘みを感じられます。
「田酒(でんしゅ) 特別純米酒」
青森県の蔵元「西田酒造店」が製造する『田酒』。辛口ながらも深みのある旨みとすっきりとした味わいで、一般には購入が難しい希少なお酒です。
「国稀(くにまれ) 本醸造」
日本最北端の酒蔵、北海道の増毛町にある国稀酒造が造る、キレが良く飲みやすい日本酒。雪見酒にぴったりで、北海道の景色を思い浮かべながら飲みたい銘柄です。
「黒龍(こくりゅう) 大吟醸」
福井県吉田郡「黒龍酒造」で造られている、福井を代表する日本酒。ふくよかな香り、爽やかな飲み⼼地が人気の大吟醸です。
「丹沢山 秀峰 純米酒」
今回、地元神奈川県から唯一のエントリー。神奈川県西部の山北町、丹沢山系と箱根山の間を流れる酒匂川の上流にある神奈川県を代表する蔵元「川西屋酒造」が造るマイルドな純米酒です。
紹介した5種類のほかにも気になるものがたくさんあり、プライベートでたくさん試したいです!
その他、新ジャンルの醸造酒「クラフトサケ」も初登場! 会場では試飲が可能ですが、お持ち帰り用の販売のみの展開です。
?寒い季節にぴったり! バラエティ豊かなご当地鍋
会場内では、寒い季節にぴったりな日本各地を代表するご当地鍋を1杯サイズで楽しめます。今年は13店舗の様々なご当地鍋が集結!
秋田の名産を贅沢に使用した「きりたんぽ鍋」や、初登場の日本一”映えない”鍋! 山口の自然薯とろろをたっぷり使用した「自然薯とろろ鍋」や、国産黒毛和牛を使用した贅沢な地元の味「横浜発祥 牛鍋」など、各地域を代表する食材をふんだんに使用した多彩な味覚が勢揃いです!
美味しそうな匂いに誘われて、モツを食べたくなったので、「1日300杯売れる もつ煮込み」で知られる横浜もつ肉店とラーメン百名店「麺屋 一燈」のコラボラーメン「―ポルチーニ香るー牛もつ淡麗醤油ラーメン(900円)」と“北九州の台所”旦過市場の「もつ鍋ラーメン(900円)」、モツの入ったラーメン二種類を注文してみました。
同じモツのラーメンでも、横浜もつ肉店はあっさり、旦過市場はこってり、全く違う味が楽しめました!
その他にも、おしゃれで映える「りんご飴」や、「ほうじ茶のティラミス」などの和スイーツを販売するキッチンカーをはじめ、漆器や陶器などの和食器・雑貨を販売する物販ブースも登場。さらには、昔懐かしい「射的」などの縁日のコーナーなどのアトラクションもあり、このイベントならではの日本の冬を楽しみ尽くせる様々なコンテンツが盛りだくさんです!
?まとめ
いかがでしたか。
寒い冬に、日本各地のバリエーション豊かな暖かい鍋が楽しめるほか、レアな日本酒も味わえる「酒処 鍋小屋 2023」。
横浜にいながら気軽に国内旅行を楽しんでいるような気分を味わえました! 期間中、さらに寒くなる天気予報が出ていますので、ぜひ暖かくしてお出かけください!
「酒処 鍋小屋 2023」概要
【開催場所】横浜赤レンガ倉庫イベント広場特設テント
【開催期間】2023年1月13日(金)~ 1月29日(日)計17日間
※雨天決行。荒天時はイベント全体、もしくは一部エリアを休業することがあります。
【開催時間】平日/12:00~21:00 土日祝/11:00~21:00 ※ラストオーダー 20:30
【入場料】無料(飲食・物販代は別途)
<お問合せ>横浜赤レンガ倉庫2号館 インフォメーション TEL:045-227-2002(代)
URL
平成生まれ女子・横浜カラー強めの東京都出身
ちょっと自慢は手話、スキー。好きなものは、旅行、楽しいドラマ・映画、大どんでん返しがある小説、大自然の中でのアクティビティ、ご当地ビールとハンバーグ。
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