2022年秋リニューアルオープン! 横浜みなとみらいホールのシンボルマークやリニューアル記念事業などを紹介
横浜みなとみらいホール
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みなとみらい21地区にある横浜を代表する本格的クラシックコンサートホールである「横浜みなとみらいホール」は、大規模改修工事を伴う約1年10か月の長期休館を経て、2022年10月21日(金)にリニューアルオープンします。
リニューアルオープンに向けて、新しいコンセプトやシンボルマーク、横浜音祭り2022と連携したリニューアル記念事業などの発表がありましたのでご紹介します!
?横浜みなとみらいホールについて
横浜みなとみらいホールは、みなとみらい線「みなとみらい駅」から徒歩3分の場所にあり、大型のパイプオルガンを設置した大ホール(2020席)と、室内楽の演奏会に最適な小ホール(440席)などを配する本格的クラシックコンサートホール。1998年の開館以来、市民や国内外のアーティストからも「海の見えるコンサートホール」として親しまれています。
2021年1月からホールの天井の耐震化工事や長寿命化対策、バリアフリー対応などの大規模改修工事に入りました。
これまで、小ホールへ向かうにはエレベーターとエスカレーターを利用する必要がありましたが、今回の改修工事で、エレベーターのみで進めるようになるほか、各設備も更新。2022年10月21日(金)にリニューアルオープンします。
?新コンセプトとシンボルマーク
横浜みなとみらいホールでは、リニューアルオープンを迎えるにあたり、新たにホールのコンセプトを「ときめく音楽を海の見えるホールから」に策定。
そして、このコンセプトを表現したシンボルマークは、横浜みなとみらいホールの略称である「MMH」の3文字をデザインのベースに、ホールから見える「波(MM)・橋(H)・港(MMH)」の風景をロゴ化したもの。また、「MM」のマークには観客のイメージを、「H」には舞台のイメージを重ね、観客と舞台の距離が近い、市民から愛される音楽専門ホールとしての想いも込められています。
?第2代ホールオルガニストと初代プロデューサー
2020年12月まで初代ホールオルガニストを務めた三浦はつみさんから引き継ぎ、2022年4月から第2代ホールオルガニストに近藤 岳(こんどう・たけし)さんが就任。
ホールオルガニストとは、日常的にパイプオルガンをチェックしたり、他のオルガニストがスムーズに演奏できるようバックアップしたりする役割を担うほか、運営や広報にも携わるホールのパートナー。近藤さんは、演奏家としてだけでなく、作曲家としても活躍されています。
また、横浜みなとみらいホールでは、2021年秋から国内外で活躍する音楽家をプロデューサーに迎える「プロデューサー in レジデンス」をスタート。演奏家が企画制作からホールと連携します。
そんなプロデューサーの初代として就任したのは、藤木 大地(ふじき・だいち)さん。東洋人のカウンターテナーとして初めてウィーン国立歌劇場にデビューするなど、国際的に活躍されています。
お二人は、次に紹介するリニューアル記念コンサートでも活躍! お二人の音楽を聞けるのが楽しみですね!
?新たな幕開けにふさわしい「リニューアル記念コンサート」
ホールのリニューアルを記念して行われるコンサートも発表になりました。発表時点で予定されている9公演をご紹介します。
※チケットの販売などについては、横浜みなとみらいホール公式HPをご確認ください。
沼尻竜典指揮 神奈川フィルハーモニー管弦楽団
【日時】2022年10月29日(土)
【内容】神奈川フィルハーモニー管弦楽団が登場し、R.シュトラウス≪アルプス交響曲≫で幕開け。タクトを振るのは、2022年に同楽団の音楽監督に就任した沼尻竜典さんです。大編成オーケストラによる壮大な響きがホールを祝祭感で満たします。
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ヨコハマ・ポップス・オーケストラ2022
【日時】2022年10月30日(日)
【内容】神奈川フィルハーモニー管弦楽団が「ヨコハマ・ポップス・オーケストラ」に名を変え、多彩なジャンルのオーケストラ音楽を披露。ジャズ界の次代を担う挾間美帆さんへの新曲委嘱交響詩≪ベイ・プロムナード≫(横浜JAZZ協会創立30周年記念)の世界初演も聴き逃せません。
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ミュージック・イン・ザ・ダーク
【日時】2022年11月1日(火)
【内容】視覚に障害のある演奏家を含むアンサンブルが暗闇の中で演奏し、視覚以外の感覚で音楽を享受。客席にも視覚に障害のある方を広く迎え入れ、音楽について・障害について、共に考えるインクルーシブ・コンサートです。ソロを務めるのは、和波たかよしさん・川畠成道さん・成田達輝さん・小林美樹さんの4名のヴァイオリニスト。
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井上道義指揮 NHK交響楽団 藤木大地(カウンターテナー)
【日時】2022年11月3日(木・祝)
【内容】横浜みなとみらいホールプロデューサー2021-2023の藤木大地さんが、ホールの開館から折に触れて大きなプロジェクトをお願いしてきた井上道義さん、そして同ホールとも所縁の深いNHK交響楽団とともに登場します。
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反田恭平&Japan National Orchestra
【日時】2022年11月6日(日)
【内容】2021年ショパン国際ピアノコンクールで第2位入賞を果たした話題のピアニスト反田恭平さんと、同氏が指揮・プロデュースするJapan National Orchestraによるコンサート。若き才能の集結が新鮮で圧倒的な音楽体験を生み出します。
※チケットは完売しています。
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KDDI スペシャル アンドリス・ネルソンス指揮 ボストン交響楽団
【日時】2022年11月9日(水)
【内容】アメリカ5大オーケストラBig Fiveの1つでもある名門ボストン交響楽団が、リニューアルオープンする横浜みなとみらいホールに初登場。アンドリス・ネルソンスのタクトで横浜の一夜を鮮やかな色彩に染め上げます。
※中高生のための特別プログラムを開催します。
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横浜市招待国際ピアノ演奏会第40回記念特別公演
【日時】2022年11月17日(木)
【内容】横浜市招待国際ピアノ演奏会の第40回記念の特別公演として、同演奏会企画委員長の海老彰子さんとマルタ・アルゲリッチさんとのデュオ・コンサートを開催します。世界的な2人のピアニストによる、注目の公演です。
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第40回 横浜市招待国際ピアノ演奏会
【日時】2022年11月19日(土)
【内容】1982年に開始された「横浜市招待国際ピアノ演奏会」は、将来を嘱望される若き才能を紹介し続けてきました。第40回公演でも、トップ・クラスの国際コンクールで実力が認められているレミ・ジュニエさん(エリザベート第2位)、小林愛実さん(ショパンコンクール第4位)、テオ・フシュヌレさん(ジュネーブ第1位)、石井楓子さん(ブラームス第3位)がほとばしる才能とあふれる個性で会場を魅了します。
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オルガン・リサイタル・シリーズ46 近藤 岳オルガン・リサイタル
【日時】2022年11月25日(金)
【内容】2022年、第2代ホールオルガニストに就任した近藤 岳さんが「フランス・シンフォニックの輝き」をテーマに、同ホール自慢のパイプオルガン“ルーシー”の魅力を存分に引き出すプログラムで就任披露公演に臨みます。
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?まとめ
いかがでしたか。このほかにも、市民向け内覧会(10月22日・23日)では、「ピアノ弾き比べ」や「館内・バックステージツアー」などがあるほか、10月25日(火)・26日(水)には、「無人オーケストラコンサート」も開催。
大学との連携企画もあり、リニューアル後の横浜みなとみらいホールから目が離せません!
※各公演の詳細・チケット発売などは、公式HPをご確認ください。
横浜みなとみらいホールリニューアルオープン概要
◆横浜みなとみらいホールの大規模改修工事
【休館期間】2021年1月2日(土)~2022年10月20日(木)
◆リニューアルオープン式典
【日程】2022年10月21日(金)
【開催時間】18:00~19:00(予定)
【会場】横浜みなとみらいホール 大ホール
※新型コロナウイルス感染拡大及び荒天の状況によっては、開催を中止する場合があります。
※抽選で横浜市民600名(予定)を式典に招待します。応募方法は、8月頃に広報よこはま、横浜市のホームページ等に掲載予定。
◆市民向け内覧会
【日程】2022年10月22日(土)、23日(日)、25日(火)、26日(水)
【応募方法】9月頃に横浜みなとみらいホールのホームページ等に掲載予定
<お問合せ>横浜みなとみらいホール TEL:045-682-2020
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平成生まれ女子・横浜カラー強めの東京都出身
ちょっと自慢は手話、スキー。好きなものは、旅行、楽しいドラマ・映画、大どんでん返しがある小説、大自然の中でのアクティビティ、ご当地ビールとハンバーグ。
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