主催者様の声

2013年6月5日(水)~8日(土)まで、パシフィコ横浜にて開催された「第28回国際化学療法学会」を終えて、組織委員会会長を務められた産業医科大学 医学部泌尿器科教授、大学病院長の松本哲朗教授にお話を伺いました。

1.国際化学療法学会の日本開催は1969年の東京大会、1985年の京都大会以来、28年ぶりとなりましたが、日本開催の意義や成果についてお聞かせください。
今回の会議は、国際化学療法学会(ISC)、アジア太平洋感染制御学会、日本化学療法学会、日本感染症学会の4学会が合同で開催されたことで、 感染症分野に携わる多の研究者が集まり、非常に盛り上がった学会となりました。合計で4,000名以上の登録があり、 極めて多数の参加者数となりました。感染症に関する研究者の情報発信と情報交換の場となったことは当然ですが、 日本の若手研究者や学生に、「国際会議」というものに触れる機会を提供できたことが、非常に有意義であったと思っています。
様子
2.今回の横浜大会の開催は、新型インフルエンザや新しい薬剤耐性菌などによる感染症への対応や、感染症及びがんの治療における化学療法に関する日本の最新研究成果を世界に向けて発信する絶好の機会だったと思いますが、会期を通じて、最も印象に残った瞬間や事柄についてお聞かせ下さい。
最も印象に残ったのは、国際化学療法学会(ISC)の最も権威ある賞であるHamao Umezawa Memorial Awardに 日本から平松啓一先生が選ばれ、見事な受賞講演を行われたことです。先生の長年のMRSAに関する研究成果を発表され、 近未来には新しいタイプの薬剤の開発に繋げることのできる内容でした。その他、ISCのWorking GroupやISC所属学会からの提案に 基づく各種のシンポジウムがプログラムの主軸をなし、感染症に関する重要なテーマが網羅的に取り上げられ、 どのシンポジウムも興味あるものとなりました。ほとんどのシンポジウムに日本からの演者や司会を配置して頂き、情報交換が活発に行われました。 学会2日目には、日本の学会との合同プログラムを行い、活発な議論がなされました。国内外の先生方から、 大変有意義な学会となったことに対する賞賛とねぎらいの言葉を頂きました。
様子
3.横浜市、横浜観光コンベンション・ビューロー(YCVB)のサポート体制はいかがでしたか。どのようなことが主催者様のサポートになりましたか。今後、開催地に期待することがあればお聞かせください。
本学会の誘致段階から、ビッド・プロポーザル(誘致提案書)の作成や自治体首長のレター手配等でサポートして頂きました。また、開催時にご提供いただいた助成金や、YCVBの現物による支援プログラム、臨時の観光案内デスクなども大変助かりました。
今後は、国際会議の誘致・開催をした経験のない大学教授などに対し、より実務的なアドバイスをする役割を担って下さることを期待します。
様子
4.海外からの会議参加者の方々は横浜に初めていらっしゃる方が多かったと思いますが、街への印象などは耳にされましたか。
横浜は空港からのアクセスも良く、街全体の雰囲気も開放的なため、会議に参加している以外の時間も非常に快適に過ごすことができたと聞いています。また、横浜の国際都市としての充実に加え、我が国最大の中華街は、アジア各国の皆さんにも好評であり、学会中の息抜きにも役立ちました。さらに、天候に恵まれ、海沿いの立地も好評でありました。
様子

ページトップへ